立川志らく独演会



銀座ブロッサムでの、立川志らく独演会。
なぜか相性の悪いブロッサムはいつも2階席だったが、今日はやっと1階席。やっぱり目線が違うわぁ。よし、よし。
いつものことながら、志らくさんの独演会はお客さんの年齢層が高いねぇ。なんていうか、お客さんがキレイな感じを受ける。見た目もまぁそうなのだが、キレイなんだよなぁ。年齢が行っている人も、若い人も、みんなキレイ。品があるっていうのかなぁ。上手く言えないが、そうなんだなぁ。ダニーローズの芝居を観にいくとそれほど感じないのだが、志らくさんの、特に独演会となると、そのお客さんのキレイさが際立つ。
ちょっと居づらく、キョロキョロしてしまう。。。


入口で手渡されたプログラムには、今年はメディアに対する意識が変わったので、テレビにも出ると書いてある。へぇ、ひるおびにもコメンテーターで出たんだ。赤めだか効果もあったそうで、チケットがいつもより早く完売するようになったそうだ。
志らくさんの落語も、変わっていくのかねぇ。



独演会ということで、まくらもノリノリ、盛り上がる。
時事ネタのなかで、SMAP騒動を立川流に例えたのには笑ったなぁ。あんなのは内輪のゴタゴタだから、テレビで謝罪なんか要らな い、と。
立川流でいえば志の輔談春志らく、談笑あたりが 『上納金なんか払うもんか!』 と家元に逆らったのに、急に志の輔兄さんが 『やっぱり俺は払うわ』 って裏切った、ってだけのことですからね」 と。なんて分かりやすい!


個人的には、このあいだ酒の席で志ん朝の佐平次の話になり盛り上がったばかりだったので、タイムリーな演目に興奮の会だった。やっぱり佐平次は落語会のスターだ!こんなイイ会の日は、居残り惜しい。