岩手日報Web News

あの大震災からもうすぐ5ヶ月。
被災地以外の場所に住む人たちの生活もテレビ番組も通常に戻り、直後の生活物資不足も 「あの騒動は何だったんだろう」 というほど元に戻っている。もちろん私自身の生活だって、普通の毎日に戻っている。


大震災以降、私の生活の中で、ひとつだけ大きく変わったことがある。それは、毎朝のwebでの 「岩手日報」 チェック。岩手日報は、岩手の人の多くが読んでいる新聞。もちろん、私の実家もずーっと購読している。県民密着の新聞で、地域毎のニュースはもちろん、生まれた赤ちゃんや亡くなった方の名前まで載っている。
今までもしょっちゅう、岩手日報Web Newsは覗いていたが、大震災以降は毎朝必ず訪問している。


世の中のメディアから大震災後の情報が減ってきているが、岩手日報の情報の半分以上は今でも、大震災関係の情報だ。
今日の岩手日報には、こんな記事があった。
『待ちに待った夏休み 大船渡・赤崎中など終業式』
大船渡市に住んでいる中学生の姪っ子は、数日前からやっと、遅い夏休みに入った。その、同じ大船渡市内でも、いちばん遅い終業式を迎えた学校を紹介している記事だった。
その写真の生徒たちの笑顔の、眩しいこと!


webなら全国、どこからでも覗くことができる。
日本中の人たちが岩手日報Web Newsを見て、復興に向けて頑張っている人たち、まだまだ山積みの課題、就職問題など、被災地の今を知って欲しいな。


岩手日報Web News