おじいちゃん (お父さん) の手術


朝、4時起き。
6時半過ぎの新幹線はやぶさ1号で盛岡へ向い、8時45分に無事到着。いつもなら会社にも着いていない時間に、盛岡。新幹線って凄いなぁ。ここ数日、東京より岩手の最高気温の方が高かった。今朝も、ホームへ立っても 「涼しい!」 という感じはない。

コンコースには、NHKの朝ドラ 「あまちゃん」 人気からか、北限の海女を紹介するコーナーが出来ていた。海女さんたちに混じって、三鉄車両のパネルもある。
やるなぁ、JRさん。懐が広いねぇ。



東北本線に乗り換えて最寄駅に着くと、お兄ちゃんが車で迎えに来てくれていた。おじいちゃん (お父さん) の手術立会いのため、お兄ちゃんも仕事を休んだそうだ。こんなことで家族が揃うなんてね。


家に入ると、ゲージの中に犬がっ!恐る恐る私が近付くと、あちらも見知らぬ人にブルブル震えている。お互いを怖がる人と犬。お兄ちゃんが抱っこすると、まだブルブル震えている。私が近付くと、全速力で逃亡。おいおい、こっちの方があなたを怖いと思っているんですけど。。。
しかし、ちっこいなぁ。こんなにちっこいなら、それほど怖くないかも。抱っこをしてみようとゲージの中に手を入れると、ブルブルがMAXに。かわいそうになって、暫くは遠くから眺めていることにした。犬よりも自分が優位に立つなんて、初めてかもしれないな。
写真は、ゲージを覗いても絶対にこちらを見てくれない、の画。なんだか、こちらがいじめているみたいで、かわいそうになってきたわ。



おじいちゃんの手術は13時半からの予定。お母さんと私が午前中に病院へ行き、お兄ちゃんはお昼ぐらいに合流することにした。
病院に着くと、昨夜から絶食のおじいちゃんがベッドに寝ながら手を上げた。 「いやぁ、悪がったなぁ。遠いのに」 と申し訳なさそうな顔。 「いやいや、それよりどう?緊張してる?」 「ううん、そんなことないよ」 。そこから暫く話をしていると看護師さんが来て、いろいろと書類を書かされた。
これは多分、救急車で運ばれた時に状況説明でドクターが書いた図。太ももの骨折だと思ったが、股関節に近い。もっと股関節よりだったら大変だっただろう、と言われたそうだ。私自身も股関節の痛みは分かるので、少しホッとした。とはいえ、骨の中にこんな金属をガッツリと入れて大丈夫なんだろうか。もともと不自由で殆ど動かない左足だが、痛みは普通に感じるらしく、とにかく体を動かすたびに痛がっている。手術をすることで痛みが和らぐといいんだけど。


予定通り13時半に手術室へ移動。私たち家族は麻酔の説明を受け、手術が始まった。手術自体は1時間ほどで終わったそうだが、全身麻酔だったため、病室へ戻ってきたのは16時半。ボーっとしている様子だったが、手術は無事に終わったとのこと。心配していた出血も問題がなかったようで、本当に良かった。
術後のドクターからの説明があるとのことで、お母さんとお兄ちゃんはそのまま病院へ残り、私は夕飯の支度のため家に戻った。チビふたりと先にご飯を食べ、ふたりが帰ってきたのが20時過ぎ。お義姉さんも仕事から帰ってきて、今日一日のことを話した。



無事に手術が終わって安心したが、お母さんは本当に疲れている様子で心配。今日までの一週間、毎日病院に通っていたんだもんね。気温も高かったし、バスでの病院通いは大変だったようだ。 「少し、痩せだぁよ」 と言っていたが、痩せたというよりやつれた感じがする。
私がいる間は運転手するから大丈夫だよ、とは言ったものの、たった5日間だもんなぁ。。。


病院の窓ガラス越しに見えた岩手山。もう雪も溶けちゃったね。