パッと光がっ!

毎年この時期、強風や桜の開花など 「春」 を伝えるニュースでは、BGMに春関係の曲が使われる。
キャンディーズの 「春一番」 や、矢野顕子の 「春咲小紅」 、ケツメイシの 「さくら」 、福山雅治の 「桜坂」 、童謡だと王道の 「春が来た」 とかかな。だいたい、どこのテレビ局でも同じような曲が使われる。うん、どの曲も春っぽいね。


昨日、とあるニュース番組を見ていたところ、やはり春を告げるニュースで、いつものように音楽が流れた。


♪七色の谷を越えて〜 流れて行く〜 風のリ〜ボ〜ン〜


曲が流れた瞬間、書き物をしていた私は、顔を上げてテレビから流れてくる曲に聴き入った。記憶の底の底にあった何かに、パッと光が当たったような気がした。
あー、懐かしい。この曲を聴いたのって、何十年ぶりだろう。タイトルも忘れているのに、歌詞も節もスルスルと口から流れ出てくる。


作詞:江間章子、作曲:團伊玖磨のその歌は 『花の街』 。
しっかり覚えているということは、学校で習ったんだろうなぁ。しかもアルトパートまで覚えているから、小学校の高学年ぐらいに習ったのかなぁ。素敵な歌詞だなぁ、と思ったことを覚えている。
音楽の記憶って、凄いなぁ。。。


東京は本日やっと、桜の開花宣言!さぁ、春だ、春だ!



【花の街】 作詞:江間章子  作曲:團伊玖磨