鉄分いっぱい


仕事のあと、少し鉄分多めの同僚ちゃんと、六角精児さん・ダーリンハニー吉川さんの只見線トークイベントに行った。事前に 「こんなイベントがあるよー!」 と連絡をしていた取引先の鉄子ちゃんも、お友達と会場にいてビックリ!


このイベントは、週刊現代に六角さんが連載している 『三角でもなく四角でもなく六角精児』 というコラムで 「廃線が心配なローカル線に今こそ乗ろう」 という記事を只見町の方が読んで、是非その愛を語って欲しい、と企画したイベントだそうだ。大震災の4ヶ月後に襲った新潟・福島豪雨で鉄橋が流された只見線は、現在も復旧の見込みが立っていない。一部区間はバス代行のままだそうだ。豪雪地帯で道路も封鎖されてしまう地域で、なくてはならない地域の足である鉄道。


東京は大手町で開かれた無料イベントには、只見町からのバスツアーでかけつけた町民の方もいらしたそうで、立ち見が出るほどの大盛況!


入場整理券は硬券デザイン。
こういうところに表れる気遣いが、とっても嬉しい。


冷たい缶チューハイと、ほかほかの只見のマトンケバブ、キハ47の缶バッジまでいただき、スタート前からハイテンションの私たち。このマトンケバブが、ものすごく美味しかったんだよねー。夢中で食べてしまい、気付くと可愛らしいデザインの袋だけが残されてしまった。あー、残念。


会場には見事なジオラマや、フォトコンテストの入賞作品が展示されていた。これは、そのジオラマの一部。始まる前は撮影自由だったので、いろんな角度から写真を撮ることができた。


そして、ご本人登場!只見の美しい景色が次々と映るスクリーン前での鉄道&只見トーク、楽しかったぁ。1時間半のイベントだったが、六角さんと吉川さんの鉄道愛を感じるトークに、いっぱい笑ったなぁ。Ustreamで生中継されていたそうで、会場以外の人もたくさん見ることができたんだね。良かった、ヨカッタ。


帰りには、只見のお土産をたくさんいただいた。
バッグの中には只見町のパンフレットやトマトジュース、ゆる鉄の缶バッジ、奥会津ただみ米、只見鉄道のスッテカー、奥会津の杉割り箸 「森守箸」 など、まさにモリモリのお土産たち。最初に町長さんのご挨拶にあったとおり、町をあげてのイベントだね。


鉄道と町おこしが一緒になったイベント、面白かったなぁ。鉄道は地域の生活に密着しているから。何より、鉄道に乗るには現地に行かないとっ!だもん。
物産展で美味しいものを買ってもらっても、だから買った人が現地まで足を運ぶかといったら、なかなかそうはならない。
鉄道の魅力をアピールすることで、現地に行きたい、乗ってみたい、車窓の風景が見たい、と思ってもらえたら、町の盛り上がりに繋がるんだよねぇ。とにかく、実際に来てもらわないことには始まらないもの。


このイベントを企画した会社は、私が若かりし頃、同じ会社で働いていた尊敬する先輩。
準備からとても忙しそうにしていたが、帰りに会った時には、いつもの素敵な笑顔をくれた。 「すごくすごく楽しかったぁ〜!」 と言うと、 「そっかぁ、良かったぁ」 とにっこり。この人のようになりたい、といつも思わせる、大大大好きな先輩だ。
いろいろと勉強になった、楽しい夜だったなぁ。