見て、そして考える


終戦の日
映画 『ふたつの名前を持つ少年』 を観た。原題は 『RUN BOY RUN』 。原題のままでも良かったのになぁ。


今までも何本かユダヤ人迫害を題材にした映画を観たが、これは主人公が8歳の少年、しかもあの環境下で3年もひとりで生き抜く、その視点の映画。しかも、モデルとなった少年は今も存命の人物とのことで、これも驚きだ。


8歳にして自分の運命を受け入れて走る少年。優しくしてくれる人たち、裏切る人たち、引き裂かれる仲間たち、自分の存在を認めてくれない人たち。せめてもの救いは、片腕を失った主人公が現在、家族に囲まれて幸せそうな姿を見せてくれたことだろうか。


今日は大田区の花火大会。大田区は8月15日に平和都市宣言をしたことから、毎年終戦の日に花火大会を開催している。
これは、映画を観た帰りに電車の中から撮った、多摩川河川敷の様子。広い広い河川敷に、人がびっしり!昼過ぎに見たときにはブルーシートもまばらだったが、夕方にはもう、隙間がないほどびっしりと人が座り込んでいる。ものすごい人出だねぇ。


去年は斜め向かいの高校が校舎を取り壊して工事中だったため、私の部屋からも花火が見えた。が、今年はもう見えないね。建物が揺れるほどの大きな音はするんだけど、ね。残念!