新春プラザ寄席 (市馬・志らく・喬太郎・談笑)



仕事始めから二日目にして、仕事を半日休むという暴挙に出た。
初春、半ドン、初笑い。
今年初めの落語会は、大田区文化振興協会主催 「新春プラザ寄席」 だ 。毎月 『下丸子らくご倶楽部』 という落語会もあり、大田区は落語に優しい土地なのだ。会場が大田区民プラザ
なので、プラザ寄席。何と、第81回!素晴らしいねぇ。


素晴らしいといえば、この顔ぶれ。特に二日目の今日は、大好きな方ばかりでもう、名前を見ただけで血圧急上昇だ。しかも二列目だもんねぇ。今年ぁ、春から縁起がイイねぇ!


今日の出演は市馬兄さん、志らく喬太郎、談笑。
親切に、プログラムの裏にはプロフィールがあるよ。改めて見ると、この4人の年齢が非常に近いということに驚いた。


志らく喬太郎が、同い年なんて!市馬兄さんが、志らくと2歳しか違わないなんて!
…人間、見た目では分からないものだ。


無精ひげを生やした談笑の挨拶で始まった落語会。


談笑の落語の中で大好きトップ3に入る 「金明竹津軽弁バージョン>」 で大笑い。
志らくは 「親子酒」 の酔っ払い状態で、年末ドラマ 『赤めだか』 の嘘を暴露。
喬太郎はまくらの電車ネタで笑わせ、市馬兄さんは磯節で自慢の喉を披露して拍手喝采
とても贅沢な会だった。たまらないねぇ。


そういえば、いつ頃からだろうねぇ。終演後に本日の演目が貼り出され、みんながバシャバシャ写真を撮るようになったのは。


昔の落語会は、入口でこんな紙が手渡され、それぞれの名前の脇に自分で演目を書いていたなぁ。分からない時には、噺のあらすじを書いておいて家に帰ってから調べたり、隣のおじさんに聞いたり、時にはおじさんのメモを盗み見たり。
噺の入り口でサラサラっと演目をメモるおじさんたちがカッコ良くて、噺をいっぱい覚えようと、やたら本を読んだり、音源を探して聴いたりしたなぁ。


今はインターネットで何でも調べられるからね。便利でイイけれど、あの頃も懐かしいなぁ。こんなことを思うようになったらもう、おじさん側の人間だなぁ。ふーっ。。。