廃校の枇杷(びわ)の木

雨が続いていた東京も、今朝はカラッとした良い天気。湿度も昨日より下がり、風は少しひんやりしていて、強い日差しも心地良い。


いつも通り、以前の日記に書いた小さな梅の木大きな桜の木がある廃校の前を通る。
校庭の桜の木を見て 「あの木陰で、のんびり本を読みたいなぁ」 と思いながら通り過ぎようとした瞬間、鮮やかな色が目に入った。


桜の木の後ろに、枇杷びわ)がたくさん生っているではないか!
毎日通っている道なのに、桜の木ばかり眺めていたので、全く気が付かなかった。
しかも、生っている実の量がすごい!背が高く、とても届かない位置にあるから誰も採らないのだろうか。枝の先にギッシリ実っている。
濃い緑の葉と、淡い橙色のコントラストが、太陽の光を浴びて更にくっきりと美しい。
あれ?以前も同じようなことを思ったような気がする…。あ、キンモクセイの時だ。緑色と橙色の相性は抜群!
見ているだけで元気が出てくる。

小学校として子供たちが使っていた頃はきっと、この枇杷もヤンチャ坊主たちの標的になっていたに違いない。今は区の施設として使われているようなので、誰も採る人はいないだろう。
もう暫くは、この風景が楽しめそうだ。