早まるな!着てない服には 理由(ワケ)がある

東京は雨の日が続いている。毎日がジメジメ・ムシムシで、梅雨が来るなぁ、というお天気。
もう衣替えの季節だが、まだ冬物・夏物が混在している私の部屋。洋服を捨てられない性分なので、狭い部屋は洋服にどんどん侵略されて困った状態になっている。第二倉庫を借りたいぐらいだ。
今の部屋の状態を松居一代が見たら、松居棒を握ったまま卒倒するだろう。。。


季節の変わり目、クローゼット(と呼んでいる押入れ)の前面にはその季節の服、背面にはシーズオフの服、と入れ替えをし、それを 「衣替え」 と呼んでいる。
今シーズンは、洋服の量が多すぎて手を付けたくないのと体調が悪いのとで、まだ衣替えをしていない。毎朝、クローゼットの奥のほうに手を伸ばして服を引っ張り出して着ている。
時々、「あれ?これ、一昨年ぐらいに買ったんだっけ?去年は着てないじゃん」 と思う服が出てくるが、これが曲者なのだ。


先日も、こんなことがあった。
朝、やはり 「あ、このスカート、久しぶりに見た!」 という掘り出し物があり、そのスカートを履いて会社に行った。トイレで同僚と一緒になったが、そこで後ろから 「スカートの裾、ヘンだよ」 と言われた。よく見ると、裾から糸がビヨーンと出ており、その糸を持つとポロポロと解ける感じが。。。かがり縫いした糸を引っ張ってしまったようで、裾の生地がビローンと垂れ下がってしまった。
そういえば…
前回、このスカートを履いた時は、帰りの電車でビヨーンと出ている糸に気付き、「家に帰ったら縫わないと」 と思い、そのままになっていた気がする。やってしまった!


この反省は、今回だけではない。
久々のパンツを履いて出掛けたときも、外出先で 「このパンツ、ファスナーの調子が悪いんだった!」 と気付き一日中、大変な思いをした。
シャツの時は、半袖の袖口のかがり縫いが解けていたことを忘れて着てしまい、会社のトイレでチクチク縫ったこともある。外出先でスカートのかがり縫いが解けていることに気付いた時は、ソーイングセットを持っていなかったので、ホチキスで仮止めしたこともある。
どの服も、気付いた時に家で直せばいいのに、それをせずに洗濯をして仕舞ってしまうから忘れるのだ。 「これは、直すまで着ちゃダメな服」 と覚えているうちはいいが、そんなことは暫くすれば忘れる。
そして朝のバタバタの中、久しぶりに見付けた服を手に 「あー、こんな服も持ってたっけ。ラッキー!」 と喜んでしまう、おバカな私。
この件に関しては、学習能力ゼロだ。
毎朝、出掛ける前には鏡で全身チェックをしているにもかかわらず、この始末。


そこで、教訓。
【早まるな!着てない服には 理由(ワケ)がある】


そういえば、今日のパンツも久々に履いたなぁ。
お尻に穴とか開いてたりして!?