鼻、荒れる

鼻、荒れる。 『父、帰る』 っぽいタイトルだ。
そう、東京に戻ってきてから、鼻の中が荒れている。
田舎の冬は、雪が積もっているので空気がしっとりしている。東京の冬は乾燥し切っているのでお肌はカサカサだ。


3日、田舎を出て東京駅に着き、新幹線を降りた瞬間から 「うわぁ、乾燥ひどいなぁ」 と思った。鼻呼吸をすると、鼻の中がドライサウナに入ったときのようにカピカピと乾燥するのが分かる。
それからずっと、鼻をかむと血が混じった。


5日、声帯ポリープの定期健診に行ったとき、耳鼻科のドクターに 「ずっと鼻が痛いんです」 と言って診てもらったところ、「酷い荒れ様ですよ。特に左が」 と言われた。そう、鼻血が出るのは左だけだ。
治療をしてもらい、アレルギーの飲み薬と鼻の中に塗る軟膏を処方してもらった。


病院を出て会社に着いた頃にはもう、カピカピ度はアップ!またドライサウナ状態だ。
そうだ、軟膏を塗ろう!と軟膏片手にトイレへ。チューブを絞って薬を出し、人差し指に乗せた。そして鼻の穴へ指を・・・。
あれ?入らない。当たり前か。小指にするべきだった。目測を誤った。
改めて小指に薬を乗せ、いざ、お鼻の穴へ。壁面に塗ると、しっとりになった。おー、こりゃぁ、凄い!しっとりだぁ!ちょっと気持ち悪いけどカピカピよりは良い。



ということで、乾燥カピカピと戦う毎日が続いている。
そういえば、田舎から東京に戻る新幹線内で撮った写真があったことを思い出した。
雪かきや大掃除、お茶碗洗いをする毎日で、寒さのために親指の脇がひび割れ、すごく痛かったんだ。やっと治ってきたところだが、今度は鼻カピカピ。これはこれで違う痛みがある。梅雨のジメジメは大嫌いだが、冬の乾燥カピカピも嫌だなぁ。
鼻カピカピ防止のためにマスクをするといいですよ、と薬剤師にアドバイスを受けたが、息苦しくてマスクは苦手だ。軟膏片手に乗り切るぞ。
春よ来い、早く来い!