光る広告宣伝

毎日の通勤で使う電車は、JRと東京メトロ。JRは通勤定期を買っているが、東京メトロの方は定期を買っていない。地下鉄の数駅分を歩いて帰ることもあるし、寄り道することも多いから、ね。地下鉄で、赤坂見附駅から新橋駅まで行くと160円、ひとつ先の銀座駅まで行っても160円。新橋でお酒を飲まないで帰るなら、ひとつ先の銀座まで行ってキラキラの街を眺めた方が楽しいので、最近は銀座駅を利用することが多くなった。


今日も東京メトロ銀座駅を降りて地上に出て、街をぶらぶらしながらJR有楽町駅に向かった。

大きな本屋さん、教文館の正面ではなく脇の入り口前を通った時、いろんな色の光が目に入った。藤城清治さんの 「光と影展」 の大きな案内だった。
私にとって藤城清治さんといえば、大好きな宮沢賢治作品が光と影で表現されたポストカード。何枚あるか分からないほどたくさん買い集めた。賢治の文字の世界を、藤城清治さんが形にした、とても素敵なカードたち。
光と影展は今週土曜日までだそうだ。今日はギリギリの時間だったため入れなかったから、定時で仕事が上がった日に行ってみようっと!トークショーやサイン会は、もう終わったとのこと。残念。



数寄屋橋の交差点に立つと、大きな大きなビルの屋上電飾看板。ここに立つと、いつも見上げてしまう。この不二家の看板って、いつ頃からあるんだろう。私が東京に出てきてからずっと、この位置には不二家のマークが光っているような気がするなぁ。


田舎の高校を卒業して東京に出てきた私は、大学の寮がある市ヶ谷に住むことになった。都心の市ヶ谷は、ビルだらけ。いつも、ビルを見上げながら歩いていた気がする。ビルの屋上には、いろんな広告看板があった。屋上看板が広告宣伝のために提供されているものだと知らなかった田舎者の私は、屋上看板に描かれているお店が必ず、そのビルに入っていると思っていた。
とある休日、ハンバーガーが食べたくなった私は、ビルの屋上に大きなMのマークの看板を見たことを思い出し、 「あ、そういえば、あの辺りにマックがあったよね」 と思い、そのビルに行ってみた。屋上看板を目印に向かい、到着してみると、そこはただのオフィスビルだった。ガッカリ。。。


しかし銀座っちゅーところは、とにかく眩しい街だねぇ。