NHK連続テレビ小説

昨日はたっぷり23時まで残業。目が覚めてテレビを付けるとNHKの連ドラの時間。しかも、朝の方じゃなくて、昼の方。
NHK連続テレビ小説。昭和だとマー姉ちゃんなっちゃんの写真館、よーいドン!、おしん澪つくし、はね駒、チョッちゃんはっさい先生ノンちゃんの夢純ちゃんの応援歌、青春家族、凛凛と、ひらり、ええにょぼ、走らんか!、ふたりっこ。最近では、どんど晴れちりとてちんゲゲゲの女房
NHKサイトの連続テレビ小説一覧を眺めながら、 「あー、あの俳優さんが出ていたねぇ」 とか 「懐かしいなぁ」 なんて言えるのは、こんな感じかなぁ。


田舎に住んでいた頃は、自分のうちでもおばあちゃんちでも、病院の待合室や食堂でも必ず、朝と昼には連続テレビ小説が流れていた。自分が毎日見ていなくても、タイトルを聞けば 「あー、小学生の頃だったなぁ」 なんて思い出すことができる。特に昔の田舎はテレビチャンネルが少なかったから、この連ドラを見ることは大人たちの日課になっていた。


一昨年の夏、帰省していたある日の朝。お母さんは台所で洗ったお茶碗を片付け、私はテレビの前の座卓に付き、のんびりとお化粧をする準備をしていた。
すると突然、台所からお母さんが大きな声で私の方を指差しながら 「ゲゲゲッ!ゲゲゲッ!」 と叫んだ。 「えっ!何っ!?キャー!!」 と叫んで、立ち上がってその場を離れた。ゲジゲジ虫が自分に向かって来ているのを、お母さんが教えてくれているのだと思ったからだ。
そんな私にお母さんは 「テレビッ!テレビッ!」 と言い続けている。そこでやっと、 『ゲゲゲの女房の時間だからテレビを点けて!』 と言っているのだと分かって、大笑いした。そうそう、ゲゲゲを見ないと、茶飲み話に付いていけなくなるもんね。しかし、あの時はびっくりしたなぁ。


こののぼりが商店街にヒラヒラし始めたのは、年明け前からだったかなぁ。 「大田区 蒲田が舞台!連続テレビ小説 『梅ちゃん先生』 」 。今では商店街の高い高いところに看板まで出来ている。

4月からの連ドラは、蒲田が舞台だそうだ。主演は堀北真希ちゃん、主題歌はSMAPとのこと。もう既に、公式サイトまで出来ている。連ドラの舞台になると、その町は活気付くもんね。 「どんど晴れ」 のときも、岩手は宣伝や関連イベントがたくさんあったもんなぁ。 「走らんか!」 が好きだった私は、福岡に行ったときに 「あー、ここって 『走らんか!』 でランニングをしていた場所だよね」 なんて福岡の友達に言ったもんなぁ。ゲゲゲの時は、深大寺のおばちゃんも 「あそこが映った!」 なんて喜んでいたし、お母さんも 「ゲゲゲの深大寺って、おばちゃんちの近くのお寺さんでしょ?」 って言ってたし。

 
時代背景が昭和20〜30年ということだから蒲田ロケは無さそうだなぁ、残念。小出恵介くんを見られるかと思ったのに。でも、ご近所が舞台だと思うと何となく気になるし、いろんな土地に住んでいる親戚や友人が、自分のことをチラッとでも思い出してくれるきっかけになってくれるかもしれないな。楽しみ、楽しみ!