さぁ、困った!

昨夜、お母さんから携帯電話に着信。出てみると、下のチビだった。 「あら、今日は大船渡じゃなくておばあちゃんと一緒?」 と聞くと 「うん、お姉ちゃんの学校見学があったから、みんなで泊まって明日帰るの」 とのこと。
高校受験のお姉ちゃんは盛岡の高校を受験するそうで、週末の度に学校見学に行っている。お勉強の方は大丈夫かい?


話は、来春のことへ。
お姉ちゃんが盛岡の高校に入る前提で、お兄ちゃんは転勤願いを出し、家族で実家に戻ってくる計画らしい。実家のオール電化工事も昨日で終わり、着々と準備は進んでいるようだ。
もちろん、下のチビは小学校を転校することになる。幼稚園までは実家にいたとはいえ、小学校からは大船渡で生活しているチビ。6年生で転校してくるのは、いろいろと大変だろう。そんなチビを心配したためか、お兄ちゃんは実家で犬を飼うことをOKしたらしい。小さい頃からずっと、犬を飼いたいって言っていたからねぇ。


子供の頃、近所のまゆみちゃんちのジョンに脇腹を噛まれて以来、その大小に関わらず、犬が苦手になった私。お散歩中の犬を見掛けると、なるべく道の反対側に渡ったり、グィンと車道まで出て遠くを歩くようにしている私。そんな私が、犬のいる実家に帰るとなると・・・見知らぬ私に、犬はどんな反応をするのか。あー、考えただけでも怖い!



去年、本家で法事があったときのこと。従弟の家族が、犬を連れてきた。それほど大きくない室内犬タローちゃん。これがまた吠える、吠える! 「ねぇ、ちゃんと繋いでくれてる?」 と聞いてから家に入ったっけ。怖くて、近寄ることも出来なかったなぁ。


「お姉ちゃんと私はチワワ、お父さんは豆柴、ママちゃんは何でもOKだって」 というチビに 「本当に飼うの?」 を連呼する私。 「あー、Lちゃんは犬が苦手だったよね。たまにしか来ないから、吠えられるかもね」 「いやぁー!猫にしようよ」 「猫はね、ママちゃんとお姉ちゃんがダメだって」 「じゃぁさ、おばあちゃんに犬と猫、どっちがいいか聞いてよ」 「 (おばあちゃんに聞くチビ) 犬だって! 」 「あー、お母さんは野良猫が苦手だったもんね。負けた・・・」 「うふふ、お楽しみにね!」 


さぁ、どうしましょ。来年のGWぐらいに手に入れる予定らしい。
実家に住んでいない私は口を出せる立場にないけど、なるべく小さくて、吠えなくて、毛が抜けなくて、賢くて・・・そんなワンコ、いないか。夏休みは私もお散歩要員なのかなぁ。はーっ・・・。