いつも、ありがとうございます!

日曜日は殆ど出勤。同じ部署は子供のいる主婦が多いため、保育園や学校が休みの日曜日は、どうしても休まないといけない。ま、そうなると独り者は必然的に出勤することになる。
あー、たまには世の中の人たちと同じ、日曜日に休んでみたい。。。


そんな、どんより気分の日曜日の通勤時間、いつも感心する光景に出会う。それが、コレ。地上を走るJRの電車から地下鉄に乗り換える時に見られる光景。何だか分かるかなぁ。



処は新橋駅構内、地下鉄銀座線の銀座口階段。階段に設けられた手摺りの足元に並ぶ布、布、布。タオルだったり、バスタオルだったり、タオルケットだったり、と様々の布が、びっしりと隙間なく上から下まで繋がっている。
これは、水を使った階段清掃の様子。こうやって縦に数列に分け、上から水を使って清掃をしている。布は、水が流れ出すのを食い止めるため。構内だから、水をダーダー流しながら洗浄することは出来ないからだ。
たまたま清掃の方たちが居ないタイミングで撮ったのだが、ブラシで洗浄する人、水を切る人、仕上げをする人など見事に役割分担がされており、その動きには一切の無駄が無い。見事だ!



下から見ると、こんな感じ。
平日の朝は、この階段が通勤の人で埋まり、こんなに床面が見えることは無い。それが日曜日の朝となると、人もまばら。これがまた、もう少し遅い時間になると、人でいっぱいになる。日曜日の朝早くにしか、清掃ができる状況にならないんだもんねぇ。平日にしか利用しない人は、階段の清掃が行われていることすら知らないだろうな。
水でびしょびしょだったら、私みたいな人間はすぐに滑って転んでゴーロゴロ。大変なことになる。このタオルに守られているんだなぁ。今日はたまたま白い布だが、時にはいろんな柄物のバスタオルが繋がっていて、思わずフッと口角が上がる。イガイガしていた気分も、棘が抜けてツルツルになるような気持ちになる。有難いなぁ。。。


いつも心の中で 「おはようございます。ありがとうございます」 と言いながら階段を下りるのだが、次は声に出して言ってみようかな。清掃の方たちは下をみて忙しそうにしているから、迷惑かな。
いや、やっぱり言ってみよう。思っているだけでは、感謝の気持ちは伝わらないもんね。できるかなぁ。。。