わが家にスマホがやってきた！のだが・・・

先週19日、新機種発売日の夜、長年付き合ってきたガラケーからスマホへ機種変更をした。
仕事を終えてからショップへ入ったのが18時半、諸々を終えてショップを出たのが21時。2時間半かぁ・・・意味不明な用語、繰り返すQ＆A、頻繁に訪れる待ち時間、空腹。長かったぁ。　「欲しくて、欲しくて！」　と思って手に入れたスマホではないので、嬉しいというよりも　「本当に大丈夫かなぁ」　という不安の方が強い。
ま、自分へのご褒美だと思って楽しくカスタマイズしていこう！と雨の帰り道、自分の気持ちを無理やり持ち上げた。

ガラケー　→　ガラケーの機種変更とは勝手が全く違う。帰りの電車の中でも、家に帰ってからも、諸々の設定に夢中。
布団に入ってからは、大事な朝のアラームを設定。が、自分の設定能力を全く信じていないので、念のためにガラケーの電源も入れ、朝のアラームをセット。これで、ひと安心。
あとは・・・そうそう、画面を開く時のロックね。セキュリティは大事だもの。おさいふケータイを使われたりしたら大変だもの。メールを見られたら大変だもの。そうだもの、そうだもの。

ロックを掛けて、おやすみなさい。。。

朝。無事に2台ともアラームが鳴り、嫌でも目が開いた。ガラケーのアラームを止め、スマホのアラームを止める。うん、ヨシ！早速、スマホの画面を開こうとロックを外すパスワードを入れて、っと。ん？エラー！？パスワードが違います！？
完全に目が覚めた。何度パスワードを入れても、ロックが外れない。何をやってもダメ。何で？
暫くスマホと戦ったが、そのままだと会社に遅れてしまいそうなので、とりあえず家を出た。もちろん、通勤電車の中でもスマホはロックされたまま。
昨日の朝は　「あー、コソコソとガラケーを使う通勤も、今日が最後かぁ。うっふっふ」　なんて思っていたが、うっふっふどころか、ガラケーもスマホもどちらも使えない状態になるとは、ねぇ。

出勤。　「無事に変えられた？見せて！」　「おっ、やっとスマホっすか。見せてくださいよ」　「あー、新しい機種ですね。ちょっと持ってみてもいいですか」　なんて言われるたびに　「あー、それね。画面を見せたいけど、開かないの・・・」　と言わないといけない辛さといったらもう！
耐え切れず、昼休みに　「ご飯よりもショップに行ってくる！」　と雨の中、再びケータイショップへ。
窓口のお姉さんもいろいろチャレンジしてくれたが、どうしても初期化しないとダメとのこと。昨夜、ここで設定した諸々や、その後に自分で設定した諸々が全て真っサラになってしまう。あー、なんということだ。。。

会社に戻り　「どうだった？」　と聞かれ、　「うん、生まれたての状態になったよ」　と返事をするのが精一杯。しかもダメ押しだったのは、ショップからの帰りの暴風雨。ショップと会社とは歩いて10分ほどの距離だが、途中で折りたたみ傘が完全に壊れ、コートのフードを被ったものの髪はびしょ濡れ。
もー、たまらんっ！

ということで、自分の相棒を愛せぬまま過ぎた三日間。愛せる日は来るのだろうか。まさか、別れた相棒への愛が再燃とか！？