豆まきの前の静けさ

今日は節分。昨日のうちに豆源さんで豆菓子を買い、自分的には準備万端。ひとりじゃぁ、豆まきしないもんなぁ。鬼は追っ払わないのに、豆を食べることに関しては準備万端。何かがおかしい。。。



少し遅めの昼休み。会社のご近所、赤坂豊川稲荷お茶屋さんへ、お昼ご飯を食べに行った。豊川さんは毎年、盛大に豆まきが行われるので、平日にも関わらず大勢の人が集まっていた。
お昼ご飯を食べて茶店の外へ出るとちょうど、御練りの時間だった。おっ、何というタイミング!
静かな雰囲気の中、本殿に向かって御練りが始まった。列の中にいるはずの知り合いのおばちゃんの姿を探したが、見付けられずガッカリ。暫らくすると、周りがざわつき始めた。有名人たちの列が登場したからだ。
豆の入った枡を手に、次々と登場する有名人たち。おーっ、おーっ、とつい、声が出てしまう。携帯電話やデジカメで撮影する人も、いっぱい!私は列に向かって手を伸ばし、豆をもらうのに必死だ。豆まきのために、あと1時間半も待てないからね。


結局、手のひらに載るぐらいしかもらえなかったが会社に持って帰り、 「厄除けに、おひとつどうぞ」 と同じ島の人たちに配って食べた。ほんのちょっとで、ごめんねぇ。。。


今夜の月は、気味が悪いほど赤く、刺さりそうなほど細い三日月。家を追い出された鬼たちの気持ちが映ったのかな。