花いっぱいの小学校

今日の、web岩手日報記事 『復活の桜の下でお花見給食』 。おー、我が母校。大大大好きな小学校。
リンクはすぐに切れてしまうだろうから、引用という形で残しておいてはダメ・・・かな。

 宮古市高浜4丁目の高浜小(中村登志江校長、児童59人)は22日、校庭で震災後初めてのお花見給食を開いた。桜の木は津波で浸水したため開花しない年もあったが、今春は見事な花を咲かせた。春らんまんを感じさせる恒例行事の復活に、潮風に乗せた児童の笑い声が響いた。


 「暖かくて、お花見日和だね」。全校児童と教職員は校庭を囲むように植えられたソメイヨシノを眺めながら、パンや野菜スープの給食を味わった。2010年春まで長年続けていたが、震災後は桜の開花も芳しくなく、自粛していた。


 市教委によると同校の校庭は1メートル程度盛り土するかさ上げ工事が計画されており、本年度内の着工を目指している。工事に当たり、桜の移植や伐採も想定されるため、現在の形のお花見給食は今回限りとなりそうだ。


記事を読んでまず、59人という児童の数に驚いた。私の通っていた頃だって一学年ひとクラスだったけれど、今の3倍ぐらいは児童がいたもの。
そっかぁ、そんなに少なくなったんだね。


市内でも児童数が少ない学校だったが、お花がいっぱい咲いていて、あいさつ運動も盛んな学校だった。
市の 「花いっぱいコンクール」 では、いつも最優秀賞だったもんね。校庭をぐるりと立派な桜の木が囲んでいて、春にはピンク色がとってもキレイで。花壇だって、みんなで苗を植えて、水遣りをして、色とりどりのお花がいつも咲いていたなぁ。
道で誰かに会ったら挨拶をするのは当たり前。知っている人にも、知らない人にも、必ず。よそから来た人がよく 「みんながあいさつをしてくれて、気持ちがいい」 って小学校に電話をくれて、校長先生が児童みんなを誉めてくれて。嬉しかったなぁ。そういえば、無言で人とすれ違うっていうことがなかったもんね。


久し振りに、Googleマップの航空写真で小学校を見てみた。昔のチリ地震津波で流され、今の場所に移動した小学校。あー、贅沢な環境に居たんだなぁ、私。
学校の周りの家々が並んでいたところは、更地になっていて、違う町みたいだ。もう、仮設住宅 も写っているんだね。できるだけ最新の情報に更新されているんだ。有難いと同時に、昔の画像も欲しい!と思ってしまう。みんなの家が並んでいた、あの頃の。


校庭の周りの桜の木たち、伐採しないで残して欲しいな。。。