もうすぐ


昨日、通った東京駅のグランスタ内には、七夕飾りが。


東海道五十三次」 をヒットさせ、幕末に人気を博した浮世絵師 歌川広重による最晩年の連作が 「名所江戸百景」 です。
「市中繁栄七夕祭」 では、当時五節句で最も重要な年中行事であった7月7日の七夕祭の江戸の繁栄ぶりと、それを見守る富士山が描かれています。鯛やスイカも竹にぶら下がっていたりしますので、ぜひ細かく見てみてください。



仕事帰りの人も旅行中の人も、外国人のご夫婦もいろんな人が、短冊に願いを書いていた。
もちろん、私も。もう今年は 「世界征服」 なんて書かない。征服したら、そのあとが面倒だもの。
今日は、とある地下鉄の駅でも七夕飾りを見掛けた。学生生活が終わると、こういうことを楽しむ機会がなくなるもんね。
大人のためにも七夕飾り。大人のためにこそ七夕飾り。生きてるかぎり、願いは尽きない。