GRAPEVINE 日比谷野音ワンマン・ライブ 〜日比谷野外大音楽堂〜

台風も過ぎ去り、心配していた大雨も上がり、真夏のような暑さが戻ってきた。朝の大きな地震の影響も無い。天地が落ち着いたことに、少しホッとする。
今日は、グレイプバイン6年ぶりの野音ライブ。　「東京でいちばん好きなライブ会場は？」　と聞かれたら、　「野音！」　と答えるだろう。ステージと客席のバランス、夕方から夜への色の変化、汗を撫でる風、虫の声。都心にありながら、ちょっといた異空間に迷い込んだような気持ちになる。四角い箱にはない、全体の丸い印象が、たまらなくイイ。

野音が好きだという田中。せっかくの野音だから、座って、売店でつまみとお酒を買って、のんびり聴いてくれ、的なことを言って笑わせる。
セットリストは、野音用かなぁ。ガツンと来る曲は少なく、まったり座って聴けるような、そんな感じ。　「氷結3本ぐらい買ってきて」　なんてMCで言っていたのは、そういうコトだったんだね。
「明るいうちにやってしまおう」　なんて、やっぱり陽があるうちにやる曲と夜の曲と、考えたセットリストだったんだねぇ。最後の曲の歌詞に　「夏が終わる」　なんてある曲を選ぶなんて、ちゃんと考えられてるじゃん！
夜になり、虫がブンブン集まってくる。雨上がりだからか、その数、ハンパない。虫をはらう客の振り回す腕があっちでブルンブルン、こっちでブルンブルン。これにはさすがのメンバーたちも苦笑い。
今日いちばんのキャー！は、モニタースピーカーにアニキが乗って客を煽る！というパフォーマンスだったかな。アニキがぁぁぁぁぁ！

とにかくステキな夏の終わりになった。野音、バイン、ビール、イイね。

【GRAPEVINE　日比谷野音ワンマン・ライブ　9/12　日比谷野外大音楽堂】　セットリスト　（自分メモ編）

01.Big tree song
02.放浪フリーク
03.真昼の子供たち
04.Glare
05.コヨーテ
06.冥王星
07.そら
08.無心の歌
09.MAWATA
10.おそれ
11.壁の星
12.SEA
13.愁眠
14.This town
15.夏の逆襲 (　morning light　)
16.KOL (　キックアウト ラヴァー　)
17.GRAVEYARD
18.smalltown, superhero
19.超える

〜アンコール〜

20.君を待つ間
21.RAKUEN
22.ふれていたい