不思議な空

何ともヘンな天気の一日だった。
道路の右側はキレイな青空、左側は真っ黒な雲、という感じで。
雲の下は雪や雨が降るでもなく、真昼間なのにただ、暗いだけ。
「何か起こりそうだね」と家族と話しながら車を走らせた。
太陽が沈みかけた夕方には、太く長い雲が一本、ずーーーっと続いていた。
細いひこうき雲とは違う太く厚い雲が、途中薄くなりながらもずーーーっと、
私の視界にある空をふたつに分けるように走っていた。


世界が終わる日の空って、こんな感じなのかなぁ。