昼に輝く

平日休み。
用事を済ませた帰り、天気が良かったので1駅歩くことにした。毎晩の散歩は地下鉄2〜3駅分を歩いているのだが、今日はJRなので1駅でもかなり距離がある。
とりあえず線路沿いに歩けば着くだろう、と思ったのが間違いだった。
住宅が密集している地域なので、線路沿いに進むものの行き止まりになったり、細い路地をくねくね歩いたり、と思うように歩けない。
結局、かなりの時間を掛けた散歩になってしまった。


住宅街を通り抜け、最寄り駅に近くなったあたりに中学校があった。卒業以来、「校舎」というものに縁がないので懐かしく眺めていたら、ここでもこぶしの花が咲いていた。
昨日の講談社のこぶしの花より散り気味だったが、まだまだ白く輝いていた。
散歩をしていてニヤリとするのは、こういうものを発見できた時だ。
今どきの生徒たちは、この美しさに気付いているのだろうか。