飛鳥山公園の桜

まだまだ続く「エブリデー・さくらデーキャンペーン」。仕事帰りには北区王子の飛鳥山公園の夜桜を観に行った。
都電荒川線東池袋四丁目駅から飛鳥山駅までは約15分。久しぶりのチンチーンと鳴る電車に、ちょっとニヤリ。
飛鳥山駅を降りて目の前の本郷通りを渡ると、もうそこは飛鳥山公園


まず正面の階段を上ったところ、そこにはお花見宴会中のたくさんの人!
それでも日曜日ということで昼間に宴会をした人が多かったらしく、お開きのちょっと前、という雰囲気のシートばかりだった。
その、下の広場から更に階段を上がったところに、この時計台がある。
飛鳥山公園は、ウエディングケーキのように、段々に重なった公園だ。
飛鳥山という名前だけあって、桜を観るためには何度か階段を上がる必要がある。


とりあえず、ぐるっと一周することにした。
どこに行っても宴会の輪があり、とても賑やかだった。
桜の咲き具合は、満開の一歩手前というところだろうか。
満開の木もあれば、つぼみの方が多い木もあり、まだ暫くは桜を楽しめそうだ。
特に、博物館に近い一里塚側の入り口付近は、つぼみが多かった。桜の種類が違うのかもしれない。


同じように見えるが、これも違う場所で撮った階段付近の桜。
この辺りはきれいに花が開いていて、桜の美しさに提灯の明かりが加わって、更に宴会気分を盛り上げているようだった。
昼間に法明寺で観たような幹の太い巨木、という感じではなく、背が高くてスマートな桜の木が多かったように思う。


帰りに、階段の上から本郷通りを見て撮った桜。
階段の上を枝が覆っており、足元を気にしながら、それでも頭上の桜を観ながら上り下りしてしまう。


周りにこんな広い道路や背の高い建物が出来る前は、飛鳥山は確かに"山"だったんだろうな。


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