手術前の準備…リュープリン2回-1日目

1回目のリュープリンから32日目の今日、2回目のリュープリンを打ちに病院に行った。相変わらず産婦人科は混んでおり、なかなか名前を呼ばれない人が次々に受付に行っては「まだ呼ばれないんですけど、あとどのぐらいですか」と聞いていた。
今日の私は診察ナシの注射だけ。受付後、15分ほどで処置室に呼ばれた。


前回、左腕に打ったので右腕にしようかと思ったが、どちらでも良いとのことだったので利き腕ではない左腕に打ってもらった。やっぱり痛い。注射を打っている時はもちろん痛いが、注射跡を触っても痛い。
マイクロカプセルが潰れないよう、注射の跡は揉んではいけないと言われているが、痛みを確認したくてつい、触ってしまう。


タケダのリュープリンページを見てみると、『通常成人には1.88mgを投与する。ただし、体重の重い患者、子宮腫大が高度の患者では3.75mgを投与する。』とある。
残念ながら、私は後者だ。前回、きちんと注射を見なかったので、今日は打つ前にちゃんと見せてもらった。間違いなく3.75mgと書いてあった。『体重が重い』のか『子宮腫大が高度』なのか、両方とも当てはまっているな。
注射を打つ看護士さんに「前回の注射の後、動悸やほてりや吐き気が酷かったんです」と言うと「個人差はありますが、この注射が原因かもしれませんね。先生の診察も受けてから帰りますか」と聞かれた。副作用は心配だったが、私が受付をした時点で2時間前に受付した人が呼ばれていなかったので、時間もないことから診察は受けないことにした。こういう「ま、いいか」という性格が、子宮筋腫ソフトボール大にまで育ててしまった要因なのだろう。


1回目の注射の日は、夕方から吐き気が酷かった。そして今日、同じ状態になっている。
病院を出た後、まつ毛のエクステに行った。これをやるとウキウキ気分になれるからだ。そして更に元気が出るように、大好きな桜を観に行った。暫し桜を楽しみ、かなりの距離を歩いて家に帰った。
外にいる間は何ともなく元気だったが、夕方からまた、吐き気が襲ってきている。舌の付け根が盛り上がってくるような不快な感じ。
また数日は、これと戦うことになりそうだ。


病院からの帰り道、おしゃれをした親子連れとたくさんすれ違った。どうやら小学校の入学式だったようだ。東京で、満開の桜と入学式が同時期になるのは数年振りらしい。
毎年、桜が咲くと「一日一桜」を目標にあちこち歩き回る私。今年ももちろん実行しているが、これほど体調が悪い中で満開の桜を観た年はない。
ただ、桜を観ている間はリュープリンのことも忘れられるので、倒れない程度に楽しもうと思う。
今日も小学校前の桜はきれいに咲いていた。

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