退院後の生活 (最終回) …仕事復帰14日目(手術後41日目)

退院後、初の婦人科外来。数日前からお腹が痛いので、この日を待っていた。予約時間より40分早く病院に到着。
産婦人科の受付に受診表を出したところ、受付の女性に 「1ヶ月検診ですか」 と聞かれた。手術から1ヶ月少し経っていたので、そう呼ぶのかと思って 「はい、そうです」 と答えた。


椅子に腰掛けてしばらくすると、さっきの受付の女性が何やら袋を持ってきた。 「これ、どうぞ」 と。 「何ですか、これ」 と聞いたところ、「いろいろ入っていますので、見てください」 とのこと。袋の口を広げて中を覗いたところ、赤ちゃんの写真が表紙のカタログのような冊子が何冊か見えた。受付の女性は私を産科に1ヶ月検診に来たのだと思い込んでしまったようだ。私のドクターは、私がリュープリンを打っている数ヶ月の間に婦人科から産科に異動したので、私が産科の診察室で受診していることも、誤解される要因のひとつとなったと思う。
「あのー私、産科じゃなくて婦人科受診なんですよ」 と言ったところ、受付の女性は焦りまくり 「すみません!」 を連発。
それほど気にしていないのに、こちらが申し訳なく思うほど謝っていた。ふーっ、診察前に疲れるわ。。。


そして、外来開始とともにドクターに1番で呼ばれた。
最近の様子を聞かれ、お腹が筋肉痛のように痛い、と言ったところ 「何だろう、おかしいなぁ。何かやった?」 と聞かれた。ドクターの様子から、そんな患者はいないっぽい。そして問題もナイっぽい。

別室に移り、傷口の確認と内視鏡検査。傷口も内側もきれいで問題ナシ。ここで傷口のテープは全部外された。
いまの傷口はこんな感じ (過去画像はこちら) 。向かって左側は、かゆくて掻き過ぎて皮がむけている。
特に問題はなく、順調に治っているので外来は今日で終わりで良いとのこと。傷口に沿って奥がカチカチに固いのや腫れは、中を縫った糸が溶けてなくなる頃には元にもどるそうだ。まだ数ヶ月かかるそうだけど。
私を悩ませた腹帯ももう外していいって!但し暫くは、傷口の上を何か布で覆った方がケロイドを防ぐことができ、傷がキレイに治るそうだ。ハンカチを当てるか、シャツをパンツインする生活かな。

レディースが戻るには3ヶ月ぐらい掛かるそうで、秋ぐらいには戻ってくると思う、とのこと。
あとは湯船に入っても、走っても、酒を飲んでも、何をしてもOK!との許可を頂いた。ただし、暫くは無理をしないように、と私の心のニヤニヤを見透かしたアドバイスを頂いた。


診察室を出た途端、「やったー!解放だーぁ!!」 という晴れやかな気分でいっぱいになった。ずっと背負っていた重いものを、やっと下ろしたような感じ。
年明けから、検査やリュープリンなど子宮筋腫関連で掛かった費用は、今日の診察を入れて 「191,926円」 。期間も長かったし、お金も掛かったなぁ。終わってみるとやはり、リュープリンの副作用ホットフラッシュを抱えながら仕事をしていた時期が、いちばん辛かったと思う。
傷も多少の痛みも残っているが、やっと解放かぁ、と感慨深い。ドクターには 「お世話になりました。なるべくもうドクターに会わなくて済むよう、気を付けて生活します」 と言ってきた。ちょっとトラブったけど、執刀してくれたドクターだもんなぁ。


そのドクターの忠告を忘れたワケではないが、病院を出てすぐに飲み仲間たちにメールした。
「普通の生活をしてOK!になりました。お酒も解禁です! 『完全復活祝いの宴』 へのお誘いをお待ちしてます!」 と。


実は子宮筋腫発覚の時と同様、1年ぐらい前から 「ここ、絶対に酷いことになってる!病院に行ったら確実に悪い結果が出るな」 と思っている所がある。日々、痛みも増しているし。
子宮筋腫を大きくなるまで育てた反省を生かして早く病院にいくべきなのだが、どうしよう。
悩みは尽きない。。。


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