「シンフォニー」 東京湾クルーズ

会社のイベントで、今年もシンフォニーでの東京湾クルーズに行って来た。まだ少し明るい19:10に出発し、東京湾を巡り21:40分に戻ってくる150分の優雅なディナークルーズだ。


ゆりかもめ 「日の出」 駅から1分のところにシンフォニー乗り場はある。
外国人の団体・カップル・修学旅行生など、たくさんの人が乗船までの時間を賑やかに待っていた。
天気が良く暑い日だったので、海からの風が気持ち良い。シンフォニーのデッキでの風にも期待が膨らむ。
待合室には次々と乗船案内のアナウンスが流れる。団体は順番に呼ばれ、私たちの順が来た。
さぁ、出発だ!


乗船する 「シンフォニー・モデルナ」。
全長83.2m、2,618t、乗客数600名。真っ白な船体が美しい。
1Fから4Fまで、さまざまなパーティー個室になっていて、4Fのオープンデッキでは潮風が吹きぬける中で挙式することもできる。
私たちは90名ほどのパーティーで、3Fのポロネーズというバンケットルームに通された。
ここは船の前方にある部屋で、出航前から180°広がる東京湾の夜景を楽しめる。


このポロネーズという部屋には専用のオープンデッキがある。
出航後、少しするとレインボーブリッジを潜り抜ける。普段は車やゆりかもめで通るか、遠くから眺めるだけのレインボーブリッジだが、下から見るとその大きさに 「おぉー!」 っと声が出てしまう。
船の先端にあるデッキなので遮るものがなく、東京の夜景を大パノラマで堪能。
羽田空港の側も通るので、高度の低い飛行機も頭上を行き来する。夜の飛行機はライトに囲まれてきれいだ。その大きさにまた 「おぉー!」 とみんなの声が上がる。


会場は6人着席の丸テーブルを窓際に配置し、ビュッフェ形式での食事。正面にはステージが準備され、カラオケ設備もある。
食事は会場真ん中に準備されたが何せ90名の団体。食事エリアにみんなが殺到。次々に空になる料理に、次々と補充する係のみなさんは大変そうだった。もう、わんこそば状態。
その食事は、種類が豊富で味も良かった。特に生ハムが巻かれたパパイヤ、サーモンのマリネ、パエリアコロッケ、若鶏のグリルが美味しかった。
デザートケーキも種類が多く、ワインは赤・白ともボトルで頂けるし、食事は大満足だった。


オープンデッキから見る東京の夜景。船は揺れているため、どうにもこうにも夜景モードでうまく撮影できない。
黒いビルに囲まれたオレンジ色の東京タワーは、ひときわ輝いていた。
『東京って、すごいところだなぁ』 と改めて思う。
専用ではない一般のデッキに行った時、隣に関西からの修学旅行生が居て 「東京、すごいなぁ」 と言っていた。
田舎から出てきた頃は毎日、そう思っていたなぁ、と思い出しながら夜景を眺めた。

団体でワイワイと楽しむクルージングも良いが、次回は少人数でフランス料理フルコースの落ち着いたディナークルーズに行きたいな。



シーライン東京
シンフォニーのクルーズプラン詳細・予約はこちらから。
ランチ、アフタヌーン、サンセット、ディナーなど、いろんなクルーズプランがあります。