入院〜手術〜退院まで…手術後6日目

今日は体温・血圧・傷口の状況、全てがとても調子が良かった。泣いてストレスを発散できたからかな。人間の治癒力って凄いなぁ、と感じる毎日。
日々、少しずつ快復していくのを体験できるなんて、そうそうある機会じゃないので、じっくりと自分観察。
歩く時にふらつく感じがあったり、ふわふわ浮いているような感じがあるのが不思議だ。建物の床がトランポリンみたいになっているのでは!?と思う瞬間がある。普通に歩いているつもりでも、やっぱり病人なんだなぁ。


へその下から縦にザックリと切ったのだが、痛みは下腹の横のラインでズクズク来る。「あれ?横切りだったっけ?」 と思ってしまうほどだ。
不思議だったので今日、ドクターに聞いてみたところ、その部分がいちばん突っ張るので、みんなそう感じるそうだ。
うーん、人体マジック。
明日は、傷口を止めているホチキスみたいな針を取るそうだ。いわゆる抜糸。
「痛いですか?麻酔は?」 と聞いたところ 「点滴の針を刺すより痛くないと思うよ」 とのこと。その言葉、脳ミソに録音しましたからね、ドクター。
ということで明日は朝のうちにシャワーを浴び、午前中にホチキス外し。順調にいけば、週末には退院できそうだ。


今日は、会社の同僚が2組、お見舞いに来てくれた。
最初に来てくれたのは、Hちゃんと鉄子ちゃん。彼女たちには、お見舞いの品をリクエストしてあった。
で、持って来てくれたのがこれ。

なんじゃ、こりゃー!!!海苔の瓶詰めの山。コレクターかっ!
お粥に苦戦しているので、「桃屋の『ごはんですよ』じゃなくて『あまいですよ』の方が食べたい」 とお願いしたのだが、どうやら『あまいですよ』がなかったようだ。
鉄子ちゃん曰く 「どれが近い味か分からなかったので、とりあえず全種類買ってきました!」 とのこと。
そんなに長く入院してないってば。
完食するころには、秋風が吹いていそうだ。


これは、Hちゃんと鉄子ちゃんと上司から。
彼女たちは、私と同じ会社ではない。私は取引先の会社にひとり出向いて仕事をしているので、お取引先様の社員が彼女たち。
そして彼女たちの上司は、ことある毎に 「●さん(私)のために買うので」と私の名前を出され、強制的に何かと出資を迫られている。今回もきっと、そうに違いない。
「●さんのお見舞いに行くので、お花代カンパしてください」と言われたのだろう。
私、結構イイ出汁でるから。何だか申し訳ないなぁ。


これは、Hちゃんから。彼女とは、会社の喫煙室仲間。
病院に入った瞬間から禁煙なのだが、ナイショでモク×2箱買ってきて!とお願いしてあった。吸うかどうかは別として、というか禁止されているのだが、お守りみたいなものかな。
で、Hちゃんは携帯灰皿も必要だと思ったのか、キラキラ光る蓋のついた、可愛らしいものを買ってきてくれた。
もちろん使うつもりはないが、有難く頂いた。
タバコをトントンするところが葉っぱのようになっていて、本当にカワイイ♪


そしてこれは鉄子ちゃんから。
「かまわぬ」 の手ぬぐいと風呂敷。桃屋つながりなのか、桃の絵柄の手ぬぐいと竹の絵柄の風呂敷。これまたGood!
私も鉄子ちゃんも手ぬぐいが大好きで、よく手ぬぐいをあげたりもらったりしている。
今回の入院で、枕カバーに豆絞り手ぬぐいをかけ、あまりの可愛さに鉄子ちゃんに写メを送ってあった。それを見て、また仕入れて来てくれたのかな。お着替えを包んで帰るのに有難い。
竹の風呂敷はヘビロテ決定な、落ち着いていて素敵な絵柄だ。


こちらは、夕方来てくれた同僚(在籍している会社のほう)から頂いたお花。
青山フラワーマーケットの素敵なラッピングがされている。
彼女は今日、休日だったそうで、この病院の近くに住んでいるから寄ってみた、とのこと。有難い。
鉄子ちゃんたちを見送りながら隣の病棟の玄関で立ち話をしていたので、こちらの彼女は30分ぐらい、私の帰りを待っていたそうだ。申し訳ない。
おかげで、ベッド周りが明るく華やかになった。
今日はゆっくり眠れそうな気がする。


おまけ。
同じお部屋のおばあちゃんがくれた、甘いさくらんぼ。明日、胃カメラがあって食べられないから、頂き物だけどどうぞ、とのこと。
私が荒れるアラフォーに変身した翌日、心配して声を掛けてくれたおばあちゃんだ。
あーん、普通食じゃなくてご飯が楽しくない私に、神様がよこした遣いの者なんだわ、おばあちゃん。
久しぶりに頂くさくらんぼは、大きくて冷たくて甘くて、本当に美味しかった。

なんか、ハイテンションで、いい一日だったなぁ。気の持ちようでこんなに一日が変わるとは。お昼ご飯の前後に、UNICORNのDVDを観てからエンジンがかかったんだ!
あと数日、自分も周りも気持ちよく過ごせるよう、明るく過ごしたいなぁと思った。
今日は、ゆっくり寝られそうだ。


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