紅葉の栞(しおり)

退院して4日目の7月3日羽田空港で、仲良しの従妹に買ってもらった京都よーじやの紅葉の栞(しおり)。
秋になったら使おうとしまって置いたが、そろそろ秋の便りも届き始めたので昨日おろした。



週末の喫茶店。平日のランチタイムとは全く違う客層で、ザワザワも女性の声が多い。さっきまで仕事をしていた私も、電話の音から解放されて、のんびりムード。
オーダーをしてから、ゆっくりと栞の袋を開ける。細工が丁寧で、よく見ると 「よーじや」 の文字が縦に入っている。開いたページの上に載せると紅葉の模様がくっきり現れ、少し紙から浮かせると、その紅葉模様の影が紙に映り、それもまた良い。
読んでいた本は山下景子 『美人の日本語』 。忘れらてしまった美しい日本語に、紅葉の栞。きれいな組み合わせに、何だか自分の心もきれいになって行くような気がした。
なんて単純な私。

ただ、この本に関して言えば、ちょっとポエムチックな文体に、ぐったりと疲れてしまう。いいテーマなのに残念。。。


よーじや   オンラインショッピングもできますが、栞は取り扱いがないようです