六義園のしだれ桜

夜18時半、仕事をしている周りの同僚に 「ごめんなさい、お先に失礼します!」 とチャイムと同時に席を立った。 「昨日もじゃん!」 と心の中でツッコミを入れたであろう同僚たちを残し、別の部署のCちゃんと会社を出た。


向かったのは六義園。ライトアップ期間が延長されたと聞き、今年は観るのを諦めていた 『六義園のしだれ桜』 を観ることができる!と思い立って、Cちゃんを誘った。風邪気味だからと昨日の上野公園は不参加だったCちゃんを強引に誘って連れて行った。


到着したのは19時過ぎ。私たちは駅側の染井門からすぐに入れたが、その後すぐ、入園の長い列が出来ていた。金曜日の夜だし、雨は上がり突風も止んだし、何よりしだれ桜は満開だし、ね。


これが、今年のしだれ桜。やっぱり素晴らしい!
とにかく人が多くて、頭が写らないように撮るのは本当に大変だ。
今になって思うと、人も入れて撮った方が、木の大きさが分かるからいいのかな。これは人の頭群の上部分を撮影したので、この下にたくさんの人がいるということ。それを想像すると、この木がどれだけ大きいかが分かるかな。
とにかく今年も堂々としたその姿に感激!


しだれ桜の周りは半周ぐらい、ぐるっと回ることができる。
角度を変えて観てみると、その全体の感じも変わる。上の写真は 『この木なんの木 気になる気になる』 風で、巨大な三角形のように見えるのだが、こちらの角度から観ると、どっしりと構えているようで、貫禄がある。
桜を観るときは、様々な角度から観ると新しい発見があるので、楽しい。


花弁がお疲れちゃんの花に注目!
長い長い枝が下に垂れているので、注目!と決めた花の写真を撮ろうとすると、バックは桜の花でいっぱいになってしまう。
自然の壁紙、というところか。素敵だぁ!


この枝の先に咲いている桜たちは、「私たちを撮って!」 と言わんばかりに、私に向かって撮って欲しいビームを発信して来た。ガッツリこちらを見ているような不思議な感じだった。
キレイに咲いているねぇ。小ぶりの花弁が可憐で可愛らしい。


光があれば陰が出来る。
ライトをいっぱい浴びている枝たちの内側で、ひっそり咲いていた花たち。
ちゃんと観たからね、の記録写真。


今日、いちばんのお気に入り写真はコレ。
しだれ桜の素晴らしさは、その枝の流れにあると思っている。
本当に 「サーッ」 という音が聞こえて来るような、見事な流れだった。
北国生まれの私がよく見た冬の風景。雪山で風が吹くと、雪が表面をサーッと流れて粉のように舞い上がる。それが桜で再現されているような、そんな感じだった。
素晴らしい!

もう満開を過ぎた状態で、あと数日もすればひらひらと花びらが舞うだろう。そんな姿をまた、観に来たいなぁ。
寒かったけど、素敵な風景を観ることができて良かった。Cちゃんは寒い、寒いと震えていたけど。。。


・・・今日の重量【前日比0kg、基準日比−0.6kg】 ← 行列ができていて王将で食べられなかったから増えずに済んだ