映画 『アリス・イン・ワンダーランド』 109シネマズ川崎 IMAX

今日は、ディズニー 『アリス・イン・ワンダーランド』 の公開初日。何とか数日前にゲットできた前売りチケット。わーい!張り切って川崎の109シネマズへ。

ここに来たのは、マイケル・ジャクソン 『THIS IS IT』 で何度か通った以来だ。109シネマズ川崎にあるIMAXシアターは、フルスクリーン・高画質・高音質・迫力の3D、とにかく今回の映画にはピッタリの映画館。入り口には、『アリス・イン・ワンダーランド』 全ての回に 「完売」 の文字。前売りでも殆ど残っていなかったもんなぁ。
ティム・バートンジョニー・デップの映画なら、とにかく観ておかないとっ!ということで気合いが入る。土曜日ということもあり、小さい子供もたくさん居るなぁ。字幕版は売り切れていて吹替版を観ることになったから、お子ちゃまが多そうだ。

これから観る人も居ると思うので細かい内容は書けないが、思ったより真面目に作られた作品だったなぁ、というのがいちばんの感想。ティム&ジョニデのタッグというだけで奇妙奇天烈な作品を期待していたが、割と予想がつくようなおとなしいストーリーだった。普通、かな。
もちろん、アリスは美しかったし、ジョニデのキャラは素敵だったし、赤の女王は最高だったし、動物たちは愛らしかった。赤の女王 (ヘレナ・ボナム=カーター) 、良かったなぁ。悪者なんだけど、愛すべきキャラで憎み切れない。ジョニデは、吹替版だったので良さが割引されてしまったが、白塗り&色が変わる瞳のマッドハンターは、熱くて素敵なキャラだった。ヘンなダンスももちろん、良かったー!

私は超ビビリィなので3D映像にビクッ!とするコトが何度かあったが、周りの会話の中では 「あまり3Dの意味なくない?」 という声も多かった。私は充分、楽しめたけど。あれ以上だときっと、心臓が耐えられないだろう。3Dメガネがズリ落ちて大変だったので、子供用の小さいサイズにすれば良かった、と反省。本編終了後にスクリーンに映った3Dのフレームが、すごく素敵だったぁ!今回の3D映像の中で、いちばん魅かれたかも。
そうそう、劇場に置いてある 『ワンダーランド完全ガイド』 というチラシをもらって帰ることをお忘れなく!赤文字で 「※必ず映画ご鑑賞後にお読みください」 と書いてあるが、私はそれに気付かず、映画の前に読んでしまった。でもコレ、最初に読んでおいた方が映画を楽しめるような気がするんだけどなぁ。

ま、これからアバターのように賛否両論出てくると思うけど、良いとか悪いとかは、その人それぞれ感じ方が違うのだから、あんまりネット上で記事にしないで欲しいなぁ。世の中は、そういう情報にすぐ左右されちゃうから。
白の女王の声は誰だったか、書いてもいいのかな?ダメなのかな?うーん、とりあえず書かないでおいた方がいいのかな。スクリーンにガッツリ出てるからいいのかなぁ、 「●キョン」 って。酷かったなぁ、合わなくて。


そうそう、今日、映画館でこんなことがあった。
早めに着いて予約チケットを引き換え、時間を持て余していた私。すると、初老の優しそうなおじさんが話しかけてきた。 「30分後に上映のアリスなんですけど、チケットがあるので観ませんか?」 とのこと。そのおじさん、一緒に行く予定だった人が急に来られなくなり、チケットの払戻は出来ないシステムのため、1枚余ってしまったようだ。 「あー、ついさっき、私もチケット買ったばかりなんですよ。残念です」 とお断りした。とても困っていたおじさんと暫し、チケットをどうするかの相談というか対策会議。
「いやぁ、もう1枚は 『シルバー』 と書いてあるので、さすがに私が観ないといけないんですけど、1枚が無駄になってしまうので、誰かに使って欲しいんですけどね。あまり声を掛けすぎると変な人みたいだし、かと言って、知らない人に渡すのもねぇ」 とおじさん。
ん?ちょっと待って!おじさん。私も全く知らない人なんですけど?ま、焦っているから、何を言ってるのかもう、分からなくなってるのか。ホント、いい人なんだなぁ。放っておけないけど、どうにもならないし。


とりあえず、 「入り口にもう 『完売』 って貼紙があるので、館内に居る人はみんな、チケット持ってると思いますよ。外で完売の貼紙を見ている人に声を掛けたらいかがですか?」 とアドバイスして、そのおじさんと別れた。
その後、ロビーで、さっきのチケットおじさんが若い女の子と話しているのを見掛けた。どうやらチケットをあげることができたらしい。 「あー、良かったねぇ、おじさん」 と背中に向かって、心の中で声を掛けた。それから入場するまで、おじさんとは会えなかった。
ところがっ!だ。入場口はチケット売り場の脇。入場の列が動いたところで、さっきのチケットを譲ってもらった若い女の子が、チケットカウンターに居た。どうやら、払戻をお願いしている様子。なぬー!おじさんの良心を金に換える気かっ!
様子が気になり見ていたところ、やはり払戻はできない、と断られていた。きっとあのコは、映画を観ずに帰っただろう。隣の席が空いていたおじさん、ガッカリしただろうなぁ。
そのコが悪いということではないかもしれない。おじさんが困っていたから、もらってあげたんだろうから。でも、観る気がないなら断るべきじゃない?だって、その席の隣には、チケットをくれたおじさんが居るんだもん。すぐバレるっしょ。私が自分のチケットを買っていなかったことにして、おじさんの隣で観てあげれば良かったのかなぁ。
何か、誰も悪くないのに、すごく悲しい出来事だった気がして、ちょっとブルー。おじさん、映画を楽しめたかなぁ。


●『アリス・イン・ワンダーランド』 オフィシャルサイト

109シネマズ川崎   首都圏でIMAXがあるのは、川崎と埼玉の菖蒲だけ!



・・・今日の重量【前日比0kg、基準日比−1.6kg】 ← 明日からはまた、真剣に取り組まねばっ!