下町ダニーローズ第12回公演 演劇らくご 「疝気の虫」 立川志らく 

今日は仕事を半休し、下町ダニーローズ第12回公演 演劇落語 「疝気の虫」 を観に行った。観に行ったと言っても、会場であるシアターグリーンは、いま常勤している取引先の事務所から徒歩1分!開演5分前に出ても間に合う近さ。なんて素晴らしい!15時開演の回だったので、15分前に事務所を出た。


演劇らくご。演劇?落語?どっちなん?と思うだろうが、答えは 「どっちも」 。最初に立川志らくさんが落語 『疝気の虫』 をやり、その後日談を演劇でやるというなんとも贅沢な2時間半。
疝気の虫は、今年3月の銀座ブロッサムでの立川志らく独演会で聴いた。今まで世で知られている疝気の虫という噺とは全く違う、もの凄い疝気の虫だった。



そして今日、私たちは観てしまった。凄い舞台を。とてつもなく濃い、特濃の舞台を。
いろいろ書きたいし、いつもなら容赦なく 「自分記録日記だから」 と理由をつけてネタバレ盛りだくさんで書くところだが、そんなことをしてはいけない、と思うほどのパワーがココにはあった。
虫の、それも疝気の虫の話なのに、笑ったり、泣いたり、ドキドキしたり。所詮、虫なのに。
私が観て感じたことは、残り2日の公演が終わってから詳しく書くことにしよう。せめてリンクぐらいは・・・座長・志らくさんの思いがいっぱい詰まったブログはこちら

今日の昼公演は、全13公演の中の10公演目。残すは明日の夜公演と明後日の昼公演 (千秋楽) 。明日の夜公演なら、何とか頑張れば観に行けるかなぁ。落語が好きな人も、演劇が好きな人も、ZAZEN BOYS (向井秀則) が好きな人も、どれも興味が無い人も、時間があるならより多くの人に観て欲しい!家元は観にいらっしゃらないのだろうか。


家元 (立川談志) に 「10年後には狂う」 と言われている志らくさん。あと10年しか正気で居られないなら、そのあいだに意図的に狂気の世界を作りたいという。今日は完全に、狂気の世界にヤラレてしまった。志らくさん好き、ZAZEN (向井秀徳) 好きの私には、血液濃度が上がり過ぎて体内が全てドロドロに濃くなってしまった時間だった。志らくさんの出囃子がハトポッポじゃなくてZAZENなんてっ!開演前から会場にZAZENの 『自問自答』 が流れるなんてっ!


私の観た回には高田文夫さんがいらしていて、志ららさんの見送りに笑顔で片手を上げ、足早に帰っていった。今回も酷評か?それとも・・・?


立川志らく公式ウェブサイト 
下町ダニーローズ 公式ホームページ



・・・今日の重量【前日比+0.2kg、基準日比−1.8kg】 ← 暑くて汗をかいても減らないものねぇ