どっひゃーっ!

日記のカテゴリーを 「口に放り込む」 にしたが、そうそう口に放り込めない高級食材 「マツタケ」 。
田舎の新聞、岩手日報に10月4日、 『遅れ一転、マツタケ上々 県内の入荷量増』 との記事が出ていた。本文には、 『30年以上マツタケを採っているが、こんなに多いのは初めて』 『一部市場では値崩れを起こしており、卸売価格は例年の半値。豊作貧乏になり困った』 なんて地元の方の声も載っていて、 「こりゃ、今年は田舎からいっぱい送られてきたりして。イッシッシ・・・」 なーんて思っていた。


で昨日、近所の八百屋さんの前を通ったところ・・・

はい、ドーン!岩手産マツタケ、10万円ー!!!
数日前は同じ場所に5万円のマツタケが置かれていて、思わず田舎のお母さんに電話した。 「ちょっとー、今年はマツタケ豊作って言ってたよねー。5万円だってよー!」 と言うと 「あらぁ、今年だって普通に高いよ。産直で4〜5千円だったもん」 だって。あらら、田舎だから量も山盛りモリで売っているんだろうけど。豊作といえども、庶民にはまだまだ手の届かない高級食材なのね。
そうそう、岩手日報には、こんな記事も。 『岩泉町岩泉の合の山に3日、 「岩泉松茸神社」 が建立され、鎮座祭が行われた。町内で本年度から進められているマツタケ振興事業の一環で、関係者はマツタケの末永い豊作を祈願。』 だって。神社まで建てちゃうって凄い!


この八百屋さん、お店のいちばん前の人目に付くところに飾っているから客寄せ用なんだろうけど、それにしても10万円って。。。
一緒にいた友達に 「この客寄せ用のマツタケさぁ、 『これ、ください!』 って言ったら、八百屋のおっちゃん、何て言うかなぁ」 と言ったところ、 「そりゃ、 『はい、喜んで!』 って言うに決まってるでしょ」 だって。
そりゃそうだ、商売だもんね。あー、土瓶蒸し、食べたーい!