うふふ!をくれた写真

東京は台風の影響で朝から雨。こんな日に出勤だなんて。私の仕事は、天気が荒れると忙しくなる。今日も事務所は祭りだなぁ、と思いながら出勤。通勤途中、お母さんから 「東京は台風が近付いているみたいだけど大丈夫?」 とメールをもらった。 「うーん、いまのところ電車も動いているし大丈夫。今日の仕事は忙しくなりそうだよー!」 と返信しておいた。


午後、またお母さんから携帯電話にメールが入った。どこのお家もそうだろうけど、お母さんは心配性。しかも、ものすごーく心配性だ。きっと、台風で仕事がいっぱいいっぱいになっている私を心配してのメールだろうなぁ、と思ったのと、その通り忙しかったので、すぐにはメールを読まなかった。


しばらく経ってから、トイレに行くために席を立ったので、そのタイミングでメールを開いて・・・ギャハハハハハ!

メールの本文を読む前に、写真の方が目に入った。ピンボケだけど、確かに私の小さい頃の写真だ。亡くなったおばあちゃんちで撮った写真。私も、自分の写真の中でベスト3に入る好きな写真のひとつ。
何やら写真の整理をしていたら出てきたらしく、 「可愛いから見てみて!」 だって。きっと、黄ばんだフィルム写真を携帯電話のカメラで撮って、それを送ったんだね。お母さんが携帯電話で撮る写真はいつもピンボケだもんね。あははっ!でも、懐かしいわぁ。
手に持っている赤いバッグは、調布のおばちゃんが送ってくれたもの。赤い靴とセットで送ってくれて、その靴も履いているんだけど、お母さんが撮ってくれた写真では見切れていた。残念だなぁ。カーディガンは手作りだったよね。お母さんが好きだって言ってたカーディガンだね。赤いスカート、短すぎでしょ!確実にパンツ見えてる長さだもんね。うふふ。この頃はまだ、そばかすもなかったよねぇ。ちっちゃなお鼻にペコちゃんみたいなお口。こんなに小さかったのに、いまじゃアラフォー女子だもんなぁ。うふふ。赤が好きなのは、この頃からだったのかなぁ。うふふ。こんな笑顔、いまじゃぁ出来ないよー!


今年の夏、久しぶりにおばあちゃんのお墓参りに行き、帰りにおばあちゃんちに寄った。小さい頃からよく遊びに行ったおばあちゃんち。私はお父さんにもお母さんにもあまり顔が似ていないと言われるけど、おばあちゃんにそっくり!とよく言われた。おばあちゃんはお友達にそれを言われるのが嬉しくて、小さい私を連れてしょっちゅうお出掛けしてくれた。 「お孫さん?あらー、おばあちゃんに似でぇー」 と言われると、 「よぐ言われっとも、そうだーべーが?」 と言いながらニコニコ笑っていた。
このポラロイド写真は、上の小さい頃の写真のバックにも写っている、おばあちゃんちの玄関脇にあるガラス戸の模様。今年、おばあちゃんちに寄った時に撮った。この模様を見ると、 「あー、おばあちゃんちに来たなぁ」 とホッとする。いまはおばあちゃんはいないけど、この模様を見ると、おばあちゃんを思い出す。どこにでもある昔のガラスかもしれないけど、私にはとっても大切な思い出のガラス。もし、おばあちゃんちを建て替える日が来たら、このガラスをもらいたいなぁ。いまのうちに、田舎のおばちゃんに言っておこうっと!

頭から煙が出るような忙しい日だったけど、今日はお母さんが送ってくれた写真のおかげで、何となく口角が上がり気味の一日だった。ありがとうね、お母さん。



・・・今日の重量【前回比0kg、基準日比−2.4kg】 ← 健康診断は明後日。ジタバタしても仕方ないね。