metro age(メトロエイジ)11月号 「東京職人」

今朝は健康診断のため、新宿へ直行。10時過ぎに入って、12時半までかかってしまった。
バリウムを飲んでの胃の検査はキツかったぁ。担当の若いお兄さんに 「腰が痛くて、アクロバティックな動きはできませんから」 と先に言っておいたのに、 「はい、もうちょっと頑張ってー。右回りで2回、回って下さい」 とか言うんだもん。検査台に横になったまま2回転なんて、今の腰じゃぁ無理だから。 「無理ですー!」 と言っても 「ゆっくりでいいですから、頑張ってー」 と聞いてくれない。早くとかゆっくりとか、そういう問題じゃないんだってばー。 「はい、じゃぁ少しだけ体を左に傾けて、そのままストップ!」 って、そんなこと、ヘルニア持ちにやらせちゃダメだってばー。
何を言っても 「頑張ってー!」 と言い返されてしまうので、諦めてノロノロと従った。検査後は、ソファーに座っていても腰がジンジン言っていた。健康診断で腰痛を悪化させるなんて、ありえないっしょ。


筋腫の再発は・・・微妙。ここ数ヶ月、ちょっと調子がおかしいので検査担当の女医さんに去年の手術のことと不安を伝えたうえで、検査してもらった。
終わってから 「再検査ですか?」 と聞いたところ、 「うーん、ちょっと微妙です。手術で縫ったところが当たっているのか、筋腫が出来ているのか、どちらかはっきり分からないので手術した病院でエコーをやった方がいいですね」 だって。 「でも、筋腫だったとしても、小さいようだから大丈夫だと思いますよ」 とも言われた。
その小さい筋腫を何年も放置してたから、ソフトボール大にまで育ってしまったんだよねぇ。大丈夫なのかなぁ。ちょっと不安が残る検診。



健康診断では、検査と検査の間に待ち時間がかなりある。そのために持ち込んだのが、東京メトロの駅においてあるフリーペーパー・メトロエイジの11月号、特集は 「東京職人」 。先週の仕事帰りに地下鉄の駅で山積みになっているのを見て、迷わず手に取った。翌日、会社で同僚・鉄子ちゃんに 「読む?」 と聞いたら、 「これ、欲しくて探したんですけど、どの駅でも無くなってたんですよー」 とのこと。さすが、鉄道鉄子ちゃん。情報が早いなぁ。
「え?有楽町駅は山積みだったよ」 と言ったのだが、この日の帰り道に有楽町駅で棚を見たところ、1冊も残っていなかった。ふーっ、もらっておいて良かったぁ。鉄子ちゃん、気を使ったのか、すぐに読んで返してくれた。1冊しか持ってこなくてスマン!

特集では、60歳以上の職人さんたちがたくさん紹介されている。特集の巻頭言。

生活様式の変化とともに、大量生産され、大量消費されていく時代。手仕事の温かみが忘れられつつある。
しかし、周りを見れば、やはり長く使われるものは専門の職人が生み出した品質の高いものに違いない。
そこで今回は、そういったモノとその職人を紹介する。
江戸からの歴史を持つ東京の職人には、いつの時代も愛される時代への“処方箋”が隠されている。

紹介されている職人さんたちが作っているものは江戸指物、東京銀器、つづら、染絵てぬぐい、楊枝、提灯、傘、碁・将棋盤、江戸玩具、押絵羽子板。どの職人さんの仕事も言葉も、本当に素晴らしい。仕事に誇りを持ち、常に努力し、精進し続けている。
「細かい部分にこそ、江戸の“粋”を宿したい」 「何千もの作業の繰り返しが、素材の強さを引き出すんです」 「親父のつづらを見るたびに、 『技を磨こう』 と思うんです」 。仕事への誇りとは、こうも美しいものなのか。とにかく頭が下がる一方だった。
今回も、いい特集だったなぁ。これだけの特集をフリーペーパーで提供してくれるメトロエイジさんに感謝、感謝だ。



そして今月のメトロエイジは、表ではなく裏から開いても楽しめる。後ろの特集は 「第22回 東京時代祭 公式ガイド」 。今月3日の文化の日、浅草で開催される 「東京時代まつり」 を紹介している。
見所は、浅草寺周りの大通りをぐるっと一周する行列時代絵巻。飛鳥時代〜江戸初期〜江戸・元禄時代〜明治時代までを、様々なテーマの一行が時代の流れに沿って練り歩く。源頼朝隅田川陣営、北条政子浅草寺参詣、徳川家康の江戸入府、大奥御殿女中、参勤交代の大名行列赤穂浪士の討ち入り、大岡越前守と江戸町火消、江戸の芸者、黒船来航の米海軍、新撰組、文明開化・鹿鳴館など等、目の前で歴史の流れを見ることが出来る。これらのプログラムは27もあって、本当に華やかだ。

明後日は、浅草に歴史を見に行こう!そういう私は出勤日だったんだ。ぐすん・・・。


第22回 東京時代まつり 公式サイト   江戸の歴史を一気に見ることができる行列時代絵巻は豪華ですよー!



・・・今日の重量【前回比0kg、基準日比−2.4kg】 ← 健康診断の結果。検査着、厚手で重いのに700gしか引かないって。