大人だって楽しいんだもん

「朝のTV、なに観てる?」 と聞くと、大抵の同僚はNHK派、めざまし派、みのもんた派などに分かれる。で、逆に 「Lは何を観てるん?」 と聞かれたときの答えは 「NHK!でも教育テレビね」 。
正確には、朝起きてからはNHK総合、そして6:55からNHK教育テレビだ。ニュースは7時前のもので充分。6:55からが私のお楽しみタイムなのだ。



田舎のお義姉さんがふたりめのチビの出産で亡くなってから暫く、週末は東京から岩手に帰っていた。夏休みや年末年始はもちろん、GWや三連休ぐらいでもなるべく、田舎に帰るようにしていた。上のチビも心配だったし、お兄ちゃんは1年間、仕事を休職したし、何より60年ぶりぐらいに赤ちゃんを育てる私のお母さんが大変だったから。
その時、幼稚園児だった上のチビと、教育テレビでやっている子供番組をいつも観ていた。子供番組は楽しいし、勉強になることもたくさんある。チビと話が合うように、東京でひとり暮らしをしていても、教育テレビで放送する子供番組を観るようにしていた。
そのチビたちも、今は中学1年生と小学2年生。もう教育テレビなんて観ないけど、相変わらず私の方はそのまま観つづけている。
今のいちばんのお気に入りは、平日7:40からの 『みいつけた!』 。いすの町に住むコッシーが主人公で、元気なスイちゃん、サボテンのサボさんがメインキャラクター。他にはバスタブから出てくるオフロスキーやコッシーの友達たちがいる。エンディングテーマはトータス松本が歌っていて、この曲も良い!


この間、親戚の家に遊びに行ったとき、年長さんのチビが私の携帯ストラップを見て 「あー、コッシーとサボさんだー!いいなぁ、ちょうだい!」 と言った。 「今度、新しいのを買ってきてあげるからね」 と言って乗り切った私を見て、従兄から 「おいおい、それさぁ、アラフォー独身女子のストラップとしてどうなん?」 と言われた。
ふんっ!いいんだもん。これのおかげで、電車の中でグズるチビっこを笑わせたり、レストランで暴れるチビっこと楽しくお話ししたりできたんだもん。



少し前、同僚の鉄子ちゃんから、ガチャガチャのカプセルを3つもらった。中にはオフロスキー、スイちゃん、サボさんが入っていた。 「わーい!これ、どうしたの?」 と聞くと 「NHKに行ったら、みいつけた!のガチャガチャがあったんッスよ。残念ながらコッシーに当たりませんでしたぁ」 だって。鉄子ちゃんも妹さんに男の子が生まれたので、教育テレビ仲間になりつつある。嬉しいこっちゃ。特に嬉しかったのはオフロスキーかな。彼はもともと劇団をやっている人。NHKのすごいところは、そういう人選に長けていることだ。 『シャキーン!』 のジュモクさんの声はラーメンズ片桐仁だし、ネコッパチの声はエレキコミックやついいちろう、コッシーの声はサバンナの高橋、いすの体操曲 「なんかいっすー」 の作詞はクドカン、 『にほんごであそぼ』 では野村萬斎市川亀治郎が曲に合わせて歌い踊るし、ピタゴラスイッチの監修はあの佐藤雅彦だ。 『0655』 や 『2355』 も佐藤雅彦佐藤雅彦さんなら、大人が観て面白くないハズがない。0655は、犬や猫を飼っている人・好きな人にはたまらないコーナーがある。あの歌はすごいなぁ。0655も2355もたった5分間の番組なのに、あの内容の濃さは素晴らしい!


そういえば去年の私の誕生日、同僚Eちゃんがプレゼントしてくれたのは 『ピダゴラスイッチ』 のピタゴラ装置DVDだった。私に渡すとき、Eちゃんが 「あのさぁ、アラフォー独身女子へのプレゼントとしてはどうかと思ったんだけど、本人がいちばん喜んでくれるものにしたよ。うちの娘も、もらったら喜ぶと思うけどね」 と笑っていた。もちろん、大喜びの私。どうなん?私。


明日の朝も 『0655』 から 『みいつけた!』 まで観て、元気に出勤しようっと! 


NHKキッズワールド   子供番組って、大人も勉強になることをやったりするんですよ。




・・・今日の重量【前回比0kg、基準日比−3.8kg】 ← 仕事が忙しくなったら減るかなぁ。