TEAM-L画伯の年賀状

だめだぁ!忙しすぎて、通勤時間が長すぎて、家に帰っても掃除や洗濯やお風呂やいろいろやってたら夜中になって、と言い訳を重ねてみるが結局のところ、年賀状がまだ完成していないぃぃ!!
長い通勤時間、電車の揺れがなかったらこの時間に書けるのになぁ、と思う毎日。裏面のデザイン&印刷 (というか単なるコピー) は終ったが、1枚ずつに書くコメントが手付かずだ。今日は仕事の昼休みに書こうと年賀状を持って出掛けたが、仕事が忙しすぎて、そんなヒマなんぞゼロ。結局、5枚しか書けなかった。あー、明日は仕事最終日で更にバタバタだし、明後日からはもう田舎に帰って雪かき労働者だし、どうしましょ。。。忙しくて日記のネタもないので、年賀状でも公開しようかなぁ。
日記には私個人を特定するモノはあげないようにしているんだけど、年末特別大放出!ということで、まぁいいか。


毎年の年賀状の作り方。
1.白いコピー用紙をハガキサイズに切り、絵と文字を筆ペンで書く。
2.コピー機で一気にコピー。
3.表面に手書きであて先を書き、自分の住所も書く (ここ2〜3年はオシャレっこ特注判子で) 。
4.1枚ずつコメントを書いて完成!


やっぱり年賀状は手書きを貫きたい。そのため、うちにはプリンターが無い。何とか3番まで来たが、4番はまだ5枚しかクリアしていないのが今の状態なのだ。あーうーっ。。。
私は、日本中に自慢できるほど、絵が下手だ。描くこと自体は嫌いじゃないが、下手なのだ。小学校の頃の図工で、図画がメインの時は成績が悪かった。中学の美術では、定規やコンパスを使ったデザインでは誉められたが、人物画や風景画の時は成績が悪かった。
ずーっとずーっと昔、私が新入社員だった頃。今とは違って、文書を作るのはパソコンじゃなくてワープロが全盛だった。データの保存は3.5インチフロッピー。営業庶務をしていた私は3.5のフロッピーをたくさん使っていて、ラベルにデータ名を書く必要があった。筆ペンが大好きな私は、ラベルに筆ペンで、しかも汚い文字を書いていた。「フロッピー貸して」 と言われて手渡す度に 「何?このラベル。ぎゃははは!」 と笑われていたっけ。
ぎゃははは!と笑った先輩の中のひとりが 「L、お前きっと、絵も下手だろ。筆ペンで描いてみて」 と言ったので、犬を描いて見せた。ぎゃははは!×5倍ぐらい笑われた。でもその先輩は 「Lさぁ、字も汚いし絵も下手だけど、Lらしくていいじゃん」 と言ってくれた。初めて下手な絵を誉められて、メチャメチャ嬉しかった。


それを真に受け、それからは筆ペンの汚い字も下手な絵も、恥ずかしがらずに大公開することにした。常識がなかったのかもしれないが、先輩たちにも下手な絵の年賀状を出し続け、みんなが笑ってくれた。それがまた、嬉しかった。
若くして、病気で亡くなった大好きな先輩がいる。私のことをすごくすごく可愛がってくれた、優しい先輩だった。社内結婚だったので、奥さんの方は今でも私の年賀状を受け取ってくれている。ある時、飲み会で会った奥さんに、こう言われた。 「旦那はねぇ、Lの年賀状が大好きで、毎年楽しみにしていたんだよ。今でもね、年賀状をもらったら仏壇にあげて、旦那に見せているんだよ」 と。下手だ、下手だと言われていた私の絵を、そんな風に楽しみにしてくれている人がいると知って、最高に嬉しくて泣けてきた。


スキャナーは今年もう、店じまいしちゃった(出すのが面倒くさい)ので、デジカメで撮った年賀状を3枚だけ。正体がバレそうになったら写真は削除するので、見られるのは今だけかも!?


【2011年 卯年】


【2010年 寅年】


【2009年 丑年】


今年もまた、お母さんに 「あんな変な年賀状・・・」 って言われるんだろうなぁ。お母さん、ごめんなさい。娘は絵がメチャメチャ下手クソなんですわ。今では小中学生の姪っこたちにも笑われる始末。いいだもーん!
ほら、日記なんか書いていないで、年賀状を書かなくっちゃ、でしょ!



・・・今日の重量【前回比+0.4kg、基準日比−2.4kg】 ← うわわわわわ!これは何だ!?