溜まルンです

写ルンです」 をもじってみたけど、今日はカメラは全く関係ナシ。



その昔、リゾート地のゴルフ場で働いていたことがある。プレーヤーがスコアカードを付ける時に大活躍をするのが、この鉛筆。当時はゴルフ鉛筆とかチビ鉛筆と呼んでいた。箱にたくさん入れ、クラブハウスやスタートホール脇に置いていたっけ。
いま、腰を痛めてからゴルフに行く機会はなくなったが、落語会やライブ、演劇などを観に行くと、アンケート用紙やチラシをこのクリップ式鉛筆で留めた束を手渡される。ペンを持っていない時は助かるけど、大体の人はペンを持ち歩いているだろうから全員に配らなくてもいいのに、といつも思う。あ、クリップとして抜群なのか。
で結果、我が家にはどんどん、このアンケート鉛筆が溜まっていく。この鉛筆、配られた時には少し使うだけで、回収をしない会場もあるので持ち帰ることになる。芯がむき出しなので気を付けないと、バッグの裏地に線がいっぱい!という悲劇を招く。そして我が家では活躍の場もなく、ただただ溜まる一方なのだ。
ここまでの短い文の中で 「ゴルフ鉛筆」 「チビ鉛筆」 「クリップ式鉛筆」 「アンケート鉛筆」 などと呼ばれたこの鉛筆、いったい何者なんだろう。


鉛筆をよく見ると、小さく 「OKAYA」 と 「JAPAN」 と 「pegcil」 の文字。これだけを頼りにググッてみた。
この鉛筆の名前は 「ペグシル」 というらしい。大阪に本社がある岡屋株式会社という会社が作っているそうだ。名入れのペグシルもできるとのこと。凄い!やるなぁ、ペグシル。
上の写真のようなノーマルタイプは1000本で5250円だという。1本5.25円。これが安いと思うか高いと思うかは人それぞれだろうが、私は 「意外と高いじゃん」 と思った。 「うへぇ、たっけぇ〜!」 じゃなくて、 「えー!そんな高いものを毎回、頂いていたの!?」 の 「高いじゃん」 だ。
いやぁ、これからは有難く活用せねばっ!と反省した、キレイな満月の夜。


ペグシル   岡屋株式会社のペグシル専用ページです。色付きもあるんですねぇ。




・・・今日の重量【前回比−0.4kg、基準日比−3.2kg】 ← 悩み事があると勝手に減ってくし。