そっちかいっ!?

食べたかったのだ、どうしても。Hotto Motto (ほっともっと) のロースカツ丼が!
ダイエッターでガッツリ系のご飯を口にしない食事を続けていると、ある日あるとき突然、ジャンク系やガッツリ系のものが食べたくてたまらなくなる。ちょっと悶々とした考えごともあり、どうしても今日の夜はカツ丼が食べたかった。


コンビニのお弁当では、美味しくない。スーパーのカツを買っても、カツ丼を作るパワーが残っていない。駅地下のお店は既に閉まっている時間。美味しいカツ丼が食べられるとんかつ屋さんも、やはり「準備中」の札が掛かっている。あー、食べられないと思うと余計に食べたくなる。そうだ、ほっともっとに行こう!
21時も過ぎているし、残業帰りのおじさんしかお客さんはいないだろうから恥ずかしくないもんねー。



お店に入ると、あらら?若いお兄ちゃんが4人で賑やかにお弁当が出来るのを待っているではないかっ!うわぁ、ここで 「ロースカツ丼ひとつ」 ってオーダーするのかぁ。恥ずかしいなぁ。楽しそうにおしゃべりしているから、聞いてないよね?カツ丼とAKBのイベントをやっているから、オーダーしてもおかしくないよね?ね?
誰に聞くとも無く、自分に 「大丈夫!」 と言い聞かせ、意を決してオーダーした。 「ロースカツ丼ひとつ」 って。レジの外国人らしきお姉さんが復唱したが、若いお兄ちゃんたちはおしゃべりを止めない。やったー!聞こえてないというか、気にしてないぞ!お金を払って、レシートと番号を受け取る。無事にクリア!
とホッとしたその瞬間、レジのアジア系外国人らしきお姉さんがクルッと振り向き、厨房に向かって叫んだ。
「ロースかちゅどん、ひとちゅっ!」
賑やかだったお兄ちゃんたちも一瞬、静かになってレジのお姉さんと私に釘付け。あれー!?そこぉ!?せっかく乗り切ったのにぃ!!


分裂事件より遥か昔、ほっかほっか亭でアルバイトをしたことがある。その経験から、ほっかほっか亭系のお弁当を買うときは、だいたいメニューが決まっている。カツやのり弁の白身魚フライ、ちくわの天ぷらなどは、厨房で揚げていた。から揚げも、鶏肉は冷凍だけど、解凍後にお店で衣をつけて揚げていた。焼肉は、私の店舗では厨房で炒めていた。要するに、揚げ物は厨房で揚げているからアリなのだ。更に丼の卵とじは必ず厨房でやるので、安心感がある。
揚げ物をオーダーした時、 「お時間、●分ほど掛かりますが」 と言われたときは、揚げたてを頂けるということだから 「ラッキー!」 と思ったほうが良い。今日のカツ丼は6分待ちだったから揚げたてでサクサクの、美味しさ3割増のカツ丼だった。
他のハンバーグや煮物、サラダなどは、出来上がってパックになったものを湯せんしたり別の容器に移すだけだから、何となく手作り感がなかった。今はどうなのかな。こういう時代だから、ちゃんと調理するように変わったのかもしれないな。
どれもこれもカロリーがそれなりに高いし、お肉や揚げ物が多いから、イイ年になってきてからは殆どお世話になる機会は無いけど。たまに食べると美味しいんだよなぁ。


久々にガッツリの夕食を食べて、胃が鉄アレイでも入っているかのように重い。こりゃぁ、暫く眠れないな。
今日も東京は風が強くてお月様が本当にキレイに輝いているから、もう少し夜更かししようかな。




・・・今日の重量【前回比−0.2kg、基準日比−3.4kg】 ← カツ丼の結果は明日、反映?