なんだかなぁ

昨日の仕事はバタバタでトラブル続き。プライベートも悩み事が次々と襲ってきて、その重みに潰されそうだ。最高の運気を100としたら、今の私は10ぐらいしかないなぁ。車でだったらガス欠の直前。あと100メートルも走ったら、止まってしまいそうだ。
あーらら、なんという状態。
今年のスタートはイイ感じだったんだけどなぁ。ま、365日×ン十年も生きていれば、こんな時もあるさ。

で、昨日の仕事帰り。
駅ビルをウロウロしたり、スーパーをぐるりと回ったりしたが、手に入れようと思うものがひとつもない。食いしん坊の私が、スイーツのフロアーを素通りした。これは結構、凄いコトなのだ。
家に帰って財布を開き、いつものように白玉貯金をしようと小銭入れを覗いたところ・・・ナイ！100円玉も500円玉もナイ！何と、昨日は一度もお財布を開かなかったのだ。その前夜、白玉貯金をしたその状態のままだった。これも結構、凄いコトなのだ。
お昼はお弁当を持って行ったし、お茶も持って行ったし、コーヒーは香味焙煎を引き出しに入れているから買う必要がなかったし、何より帰りに買い物をしなかったし。外に出かけてお財布を開かなかったことなんて、人生初かもしれない。
こりゃぁ、運気10のパワー無しなハズだわねぇ。

ま、そんな日もあるよ。お財布こそ開かなかったが、昨日、手に入れたものがひとつだけある。Amazonでオーダーしていた本が、会社に届いた。

『超訳　ニーチェの言葉』　。
ある友人が読んでおススメしてくれたので、買ってみた。私は人に音楽や映画、本などをおススメすることは、殆どない。自分がとても感動したとしても、感動する部分というのは人それぞれだし、自分の奥の奥を見せてしまうような気がして、とても苦手な行為だからだ。でもおススメされたものは、有難く受け入れることにしている。理由は単純に　「知りたい」　から。自己啓発本だけは、どんなにおススメされても御免だけど。
昔、哲学書をとにかくたくさん読んだ時期がある。何かを見付けたかったというよりも、難解な哲学書を読みあさっている自分に酔っていただけかもしれない。その証拠に、そこに書かれていた内容の殆どは、私の中に残っていない。ニーチェも、その中のひとりだ。

まだ、電車の中で粗読みしかしていないが、この本はとても分かり易くできている。ニーチェの著書の一部を抜粋したものが、232のページに集められて一冊になっている。訳も現代語風で理解し易い。それらニーチェの言葉に対する余計な解説が一切ないのが、この本の素晴らしいところ！
解説は不要。その言葉について考えるのは、自分自身なのだから。

久し振りに、哲学書を読みたくなった。ほら、顔を上げてっ！

・・・今日の重量【前回比0kg、基準日比−3.6kg】　←　ヘロヘロでも、計測は忘れないよ。