静かな誕生日

昨年も一昨年も、7月10日の日記のタイトルは 『浅草寺 四万六千日 「ほおずき市」』 だった。
浅草寺ほおずき市は毎年、7月の9日・10日。ちょうど、自分の誕生日と同じ日なので、特別に何もなければ浅草に行くことに決めている。東京で生活するようになってからずっと。


今年も友人の方から誘ってくれたが、適当な理由をつけて断った。ごめん。
今年の誕生日は、ひとりでじっくりと考え、やりたいことがあったから。それをやることができて少しホッとした。



朝、目を覚ます前から夜まで、いろんな人からお祝いのメールやファックスをもらった。
田舎の両親からも、荷物と手紙が届いた。昨夜はお兄ちゃんから電話をもらい、大好きなチビたちと話をしてオメデトウを言ってもらった。
大好きなライブ友達のMちゃんからは、涼しげでステキな花束が届いた。
どの言葉もプレゼントも、私のことを想って贈ってくれたもの。
それがとても嬉しく、有難い。いつもの年以上に、それを感じた。

私はいま、生きている。