ふたつの宅配便

日中はイイお天気だったが、夕方からまたグッと寒くなった。明日はかなり寒いとか。あー、またヘルニーちゃんが喜ぶわ。困った。。。
今日、マンションの管理会社からお知らせが届いた。消防法で義務付けられた住宅用火災警報器を設置したいので、17日に工事に入ります、とのこと。 「不在の場合は事前に入室許可を頂き、管理会社立会いで設置します」 だって。えっ、それは困る!このゴチャゴチャの部屋に、家主不在で入られたら・・・キャー!
会社のシフト表を確認したところ、ビンゴ!たまたま休日に当たっていたよ、ホッ。でもでも、工事の方がうちに入ることには変わりない。どうしよう、どうしよう。まぁ、こんなことでもないと大掃除にも気合いが入らなかったかもしれないから、イイきっかけをもらったのかな。とりあえず今日は、簡単な片付け実施。最大の強敵、台所の換気扇は・・・次回にしよう。次回って、いつだ!?


夜、宅配便がふたつ届いた。いつもの元気なお兄さんが配達してくれた。発送したかった荷物があったので、ついでにお願いしたところ、明日発送になってもいいなら、と気持ちよく引き受けてくださった。いつも親切なんだよねぇ、このお兄さん。お礼を言って、田舎の日本酒の小さい瓶を渡したところ、すごく喜んでくれた。良かった、良かった。



ひとつめの宅配便は、お母さんから。 「立派な白菜をもらったから食べさせたいんだけど」 と連絡をもらっていた。白菜は東京でも売っているけど、 「食べさせたい」 と言われたら、送ってもらいたい。何とワガママ娘は、 「切ってあったら、すぐにお鍋に放り込めるんだけど」 と言い、お母さんも 「いいねぇ、それは楽チン!ザクザク切って送るよ」 と言ってくれた。あー、お母さん、ありがとう。
届いた大きなダンボール。中にはザク切りの白菜、同じくカットされたキャベツ、ニンジン、りんご、柿、いつものリポDなどが入っていた。宮沢賢治好きの私のために買ったという、雨ニモマケズの手ぬぐいも2枚。あとは、私が大好きな田舎のおやつ、がんづき。がんづき、美味しく出来てるよ、お母さん。そして今回もチャレンジャーのお母さんは、近所の養鶏場の生卵を入れてくれた。毎回、生卵の厚紙パックを開ける瞬間はドキドキだが、1個もヒビ割れず、無事に到着。良かったぁ。鮭は、すぐ食べられるように焼いてから送ってくれたんだね。もう、冷蔵庫がパンパンで扉が閉まらないよ!
そして私の大好物、田舎の甘いお赤飯、おふかし。今回のおふかしは、作っている途中に材料のお砂糖を溢してしまったため、甘みが少ないそうだ。でも充分、美味しいよ。ごま塩ふって、いただきます!
お母さん、ありがとね。



そしてもうひとつの宅配便は、コレ。
いとこから届いた、干物の詰め合わせ。調布のおばちゃんちの息子は、私と同い年。いまは奥さんと、箱根の近くに住んでいる。法事で田舎に帰ったあとに、岩手の栗しぼりを送ってあったので、そのお礼に、と送ってくれた。熱海の干物、美味しいもんねぇ。嬉しい!
あじみりん、エボダイあじ、カワハギ、いか下足、かさご、さより。ひとり暮らしなのに、こんなにたくさん!さよりちゃん、光ってる!わーい、わーい!
いろいろあって今、いとこはある先生のもとで修行中の身。その先生の作品を置いているお店の案内も、一緒に荷物に入っていた。この間、電話で私がお願いしていたから。そして、丁寧なお手紙も。嬉しいなぁ。
この歳で、なんて言う人がいるかもしれないけど、私はいとこの夢を応援したい。奥さんも大変だろうけど、頑張って欲しいなぁ。いつか一人前になったら、私が上顧客になるから。
Kちゃん、ありがとね。