まだまだこれから

会社のビル入り口の大きな門松も昨日で片付けられ、今日は土曜日ということもあり、やっと落ち着いて仕事をすることができた。昨日までの三日間は21時までお仕事。連休明けに猛ダッシュで仕事をしたので、かなりの疲れ顔。今日は早く寝なくちゃ。


去年からやっている携帯電話での位置ゲー。今週は東北地方がラッキーエリアなので、東京からワープして遊んでいる。
今朝の通勤時間は福島県南相馬にワープし、そのエリアにいる人たちのコメントを覗いていた。同じように他の地方から南相馬にワープしている人たちもいたが、もともとその地域に住んでいる人たちのコメントもたくさん読んだ。
その地元の人のコメントの中に、こんなことが書いてあった。


原発被災地の復興は全く進んでいない。
今後の復興の見込みも立っていない。
南相馬は 「サンプル」 になってしまった。


「サンプル」 という言葉が、とても悲しかった。
原発被災地域が復興した暁には良い意味に捉えられるだろうが、土地を追われた人たちが戻ることができない今、 「サンプル」 という言葉は、悲しい言葉でしかない。
自分の家に戻り、隣近所の人たちと挨拶を交わし、いつもの商店で買い物をする。子供たちは学校に通い、友達と外で遊ぶ。電気・ガス・水道は、いつでも使いたいときに使える。
そんな日常が戻る日は、いつなのか。未来は、どこまで見えているのか。


1月1日元旦。岩手日報の一面、見出しは 『 「復興元年」 幕開け 』 だった。