満月イブ

子供の日。今日の仕事は、電話も出勤人数も少なく、マイペースでやることができた。もちろん、残業もナシ。定時で上がれるっていいなぁ。今日も地下鉄3駅分は歩いて帰ろうっと!



赤坂見附を出発し、山王の日枝神社交差点に向かっていたところ、前を歩いていた家族連れのお父さんが急に立ち止まり、カメラを構えた。 「家族の歩いている様子でも撮るのかな?」 と思ったところ、レンズは上の方へ。お父さんが撮ろうとしたのは、満月1日前の、大きくてキレイな夕方の月だった。
ビルの合間から顔を出したばかりのその月は大きくて美しく、何か映像を見ているかのようだった。まだ空の上ではなく低い位置にあるからか、とにかく大きかった。もっと歩き進めばどんどん近付けそうな、そんな気さえする月。こんなお月さま、観たことない。ゴールデンウィークで都心は車が少ないから、空もキレイなのかな。


虎ノ門辺りで、ある企業ビル敷地内のベンチに座って休憩。今日は人っ子ひとり居ない、貸切状態だ。当たり前か。
遠くに住んでいる友達たちに、携帯電話からメールを送った。 「今日と満月の明日は、お月さま必見です!」 って。 「うちは曇っていて見えないよー」 「こちらもキレイです!」 など、いろいろとお返事をもらった。
いちばん遠くに住んでいる友達からは、 「見ている場所は遠いけど、見える月は同じだね」 というお返事が来た。そうだね、ホント、不思議だね。東京はビルの合間にあるけど、そっちではどんな風に見えているんだろう。


今日、どれだけの人が、このお月さまを見上げているのかなぁ。。。