朝の花、夜の花

何だか最近、出掛けるパワーが下降気味。休みの日に一日中、部屋から出ないこともある。何だ?何だ?
スケジュール帳に予定がない日を作るのが嫌で、無理やり予定を作っては出掛けていた、あのパワーはどこへ行ったんだ!?歳のせいなのか?気持ちの問題なのか?考える人モードにどっぷりはまってしまっているのか?いかんなぁ。


まぁ、仕事に行かないとご飯も食べられないので、大好きなテクテク散歩は通勤時間に兼ねるようにし、何とか感度の悪いアンテナを立てようと必死な日々。やっぱり楽しませてくれるのは、道端のお花たち。



朝のラッシュ電車を脱出し、地上に出たときに出迎えてくれるのは、たくさんのヒルガオ
日差しが強い日は、こんな風に眩しいほどだ。白っぽい花なので日陰の方がキレイに撮れるのだろうが、敢えて眩しい花の方を。
光を集めて更に輝く姿は、 「さぁ、今日も一日、頑張るぞー!」 の朝にピッタリだ。


会社のお向かいのビルでは、白いハナミズキが咲いている。これは、ちょっと終わりに近付いて来ている花かな。
ハナミズキは空に向かって咲くので、身長が3メートルぐらいないと正面の顔は撮ることができないんだよねぇ。この枝だけは、木を囲っている柵に足を掛ければ正面から撮れる位置にあったので、朝からアクロバティックな格好で撮ってみた。腕がプルプルしていた割には、美人さんに撮れているね。
ハナミズキは港区の木。区内では街路樹としてよく見かける、お馴染みさんの木だ。


会社近くの喫茶店のお庭に咲く花。
この花、何ていう名前なんだろう。とにかく可愛らしくて、必ず立ち止まって見てしまう。蝋細工のようで、本当に生の花なんだろうか、と思ってしまうほどの可愛らしさ。
枝の先の白いつぼみが四方八方に、でも規則正しく広がっていて、線香花火の最後のチカチカみたい。うーん、たまらん!


帰り道。最近のお気に入りは、虎ノ門あたりのバラ
実は、このバラの道路を挟んだお向かいの公園では今、コアジサイが満開だ。
夜は人も居ない薄暗い公園に、白く浮かぶコアジサイ。香りがいいんだよねぇ。少し蒸し暑いなぁ、という日なんか、香りがさらに立って、何とも言えない幸せ気分になる。
しかし、デジカメって凄いなぁ。本当はもっともっと暗いのに、昼間みたいに写るんだもん。


このコアジサイ、私の背よりもずっと大きな株で、公園入り口の両脇にズラーッと並んでいる。ほんの数メートルのコアジサイロード。ひとりだと少し怖いが、友人と一緒のときは、ちょっとゆっくり歩いてみる。いい香りに囲まれて、本当に幸せ!
でも、調子に乗って顔を近づけて香りをかいでいると、小さい虫が鼻の頭にピトッと張り付いて 「ギャー!」 となる。そんなに近付かなくても充分、香っているのにね。


あらら!偶然だけど、白いお花ばかりだね。色のあるお花は次の機会に、だね。



【オマケ】
この、ご近所の生垣になっている花、なんていう名前なんだろう。
かれこれ1ヶ月ぐらい、楽しませてもらっているなぁ。