残り1ヶ月!

JRグループが、ある1地域の観光PRを行う 「デスティネーションキャンペーン (DC) 」 。今年4月〜6月は 「いわてデスティネーションキャンペーン」 として、駅にたくさんのポスターが貼られている。



これは、新橋駅のラック。いろんな駅で、この岩手のパンフレットがラックを占領している。なんというステキな光景!
立ち止まってパンフレットを手にしている人を見ると、 「岩手はいいですよー」 と声を掛けたくなる。まぁ、声を掛ける勇気なんてないから、ニヤリとしながらその姿を眺めているだけなんだけど、ね。
たまには自分がラックの前に立って、パンフをペラペラとめくる。自分ではサクラのつもりなんだけど、効果のほどは不明。改めて知ることもあり、全部の種類のパンフを読みあさった。


こちらは3月、蒲田駅改札内に作られていた特製ボード。
駅の方が描いたのだろうか。平泉の金色堂の絵の前には、いわてDCのパンフ。手作り感いっぱいのこのボードを初めて見たときは、有難くて端から端まで眺めたっけ。
改札を入った真正面にあるから立ち止まると邪魔なんだけど、そんなことすら気付かないぐらいに突っ立って・・・感動したなぁ。


毎朝、通勤で使う駅の階段脇には、いわてDCのポスターがずらーっと貼られている。
大好きな岩手山のポスターは、階段を下っていって3枚目、我がふるさと宮古市浄土ヶ浜は5枚目。人が少ない昼間に通る時は必ず、この2枚の前で立ち止まる。
岩手山は本当に大きく、優しく、美しい。見ているだけで、自分が恥ずかしくなってくるほどの美しさだ。部屋にも岩手山の写真を飾っているが、やっぱり本物の方がずっと美しい。恥ずかしがって、なかなかその姿を見せてくれないけど、ね。
そして宮古市浄土ヶ浜。 「さながら極楽浄土のようだ」 と言われたことからその名がついた奇岩と海の風景。あー、懐かしくてたまらない。
毎日、このポスターを眺めながら 「よし、今日も一日、がんばるぞ!」 と気合いが入る。いわてDCが終わったら、ポスターも剥がされてしまうんだろうなぁ。駅の人にお願いしたら、ポスターをくれたりしないのかなぁ。


いわてDCのキャンペーンサイト内には、 「沿岸の皆様からのメッセージ」 、 「ふるさと宮古からのメッセージ」 というふたつの動画メッセージがある。岩手出身のシンガーソングライター松本哲也さんとあんべ光俊さんの優しい声に、震災後の画像。数え切れないほど見たなぁ。


今週末は、チャグチャグ馬コ。帰りたいけど、休みじゃないから無理だな。シャリンシャリンと鈴を鳴らしながらのんびり歩く馬コたち、見たかったなぁ。うちの親は親戚の家に集まって、みんなで見るんだとか。おばちゃんが踊りで出るんだもんね。おばちゃん、姉コ衣装で頑張ってね!
いわてDCはあと1ヶ月で終わってしまうけど、全国のみなさん、岩手さ、おでんせー!