立川談笑 月例独演会 其の130回


久し振りの談笑さん月例。
仕事が定時で終われば歩いて余裕で国立演芸場まで行けるのだが、何とこの日に会議が入ってしまった。しかも、18時からだって!月例の開場は18時半、開演が19時。うへぇ、間に合うのかぁ!?
会議の仕切りが付き合いの長い同僚だったので 「ねぇ、今日の会議、早く終わる?」 と聞くと 「何か用事あるの?」 と彼女。 「うーん、チケット取ってるイベントがあるんだけど」 と敢えて落語とは言わずにしょんぼりとして伝えた。 「大丈夫、早めに終わらせるから」 と言ってくれた彼女はテキパキと会議を捌き、いつもより早目に終わらせてくれた。感謝、感謝!


赤坂見附から永田町方面へは、長い長い上り坂。ムシムシした暑さの中、早歩きで何とか国立演芸場へ。ひゃぁ、汗が止まらない。腹ごしらえのために買ってあったオニギリを食べる時間も無く、ダメ押しの長い階段を上がって会場へ。間に合ったぁ。。。



今日の三席。
『狸の札〜賽』  『徳政宿』
〜お仲入り〜
『お直し』


狸の札〜賽は、狸札と狸賽のミックスかな。さすが、家元流。今日の三席の中ではいちばん声を出して笑える話だね。
徳政宿は、新作だろうか。初めて聴いた。話の作り自体は面白いのだが、登場人物の魅力がもうちょっとあったらいいのになぁ。淡々としていて、引き込まれる感じはなかったなぁ、残念。
お直しは、しっとりと。しかし今日は全体的に短かったなぁ。マクラがイマイチ、乗ってなかったからか。秋先取りの登場は、かなりウケたんだけどね。


とはいえ、月例ならではの三席。今日も楽しませてもらった。汗だくで向かって良かったぁ。
最近、やりたいネタ、やりたくないネタが変わってきたと言っていた談笑さん。今、らくだは後者の方だそうだ。さぁ、来月の国立演芸場、11月の博品館劇場はどんなネタになるのだろうか。楽しみ、楽しみ!