心からのオメデトウ！
今日の昼休み、会社のご近所で咲いていたクルメツツジ 『勢田の入日』 。
白をピンクが縁取る花びらが、とても愛らしい。クルメツツジの花言葉は 「恋の喜び、燃える思い」 だそうだ。
この花のように、とてもキュートで可愛らしい、めんこい従妹が、結婚することになった。
10才年下のこの従妹は、親戚たちの中でも年が離れたチビッ子だったから、みんなからとても可愛がられた。実際、めんこかったからねぇ。生まれた時のことも、よく覚えている。みんなで名前を考えたんだよね。候補を絞って、あっちがイイ、こっちがイイって。
小学校に上がる頃は、私はもう高校生。運動会の応援に行くのが楽しみだったなぁ。中学だか高校だかで吹奏楽部に入り、私と同じフルートをやることに決まって、私の古い楽器をお下がりで使ったんだよね。
私は未だに東京に住んでいるが、従妹もこっちの方で働いていた時期があった。よく、好きなバンドのライブに連れて行ったなぁ。素直な従妹は、私が聴く音楽を好きになってくれることも多く、 「Lちゃん、最近おススメのバンドがあったら教えて！」 なんて、今でも言ってくれる。あー、本当にめんこいコだ。
おじいちゃん、お父さん、おばあちゃんが亡くなり、お姉ちゃんもお兄ちゃんも家を出て県外で家庭を持ち、家にひとりになったお母さんがかわいそうだからと実家に戻った従妹。震災のときは、おばちゃんとふたりの家に、津波で家を失った知り合いの家族を呼んで数ヶ月、一緒に生活したんだよね。従妹がいてくれたから、遠く離れている私たちも、心配しながらも安心できたんだよ。大変な生活の中で毎日、毎日、支援物資や自衛隊・ボランティアの人たちに感謝していたよね。有難いって。
結婚して、彼女もまた、田舎を離れて遠くに住むことになってしまった。お母さんのことと、自分の幸せと、その間できっと、もの凄く悩んだだろうね。本当に優しいコだから。でも、決めたんだね。
