記念の品

仕事を終えて家に帰ったところ、郵便受けに大きな茶封筒が入っていた。ん?誰からだろう。

封筒の裏を見て、思わず 「やったー!」 と声が出た。中身をしっかり守ってくれたのは、この可愛らしい 「三陸鉄道」 シールだったんだよ。うふふ。


三鉄全線運転再開の記念手ぬぐいが、盛駅のふれあい待合室で販売されると知ったのは、4日のweb岩手日報の記事だった。
「三鉄の開通の感激は今も忘れない。再開を人生の節目や、楽しい思い出として記憶する品として欲しい」 
とは、待合室を運営するNPO法人の理事長の言葉。



ふれあい待合室から届いた手ぬぐいが、コレ。
車両の後ろに描かれたトンネルは、あの日、通り抜けられなかったトンネル。 「吉浜鍬台トンネル 平成23年3月11日ここで停まってた」 と書いてある。下には、南リアス線の各駅名。いいねぇ、いいねぇ。
イベントでお忙しい中、親切に対応してくださった待合室の方々に、ただただ感謝だ。


三陸鉄道のホームページに表示されている 『北リアス線宮古〜久慈間で平常通り運行しています』 『南リアス線は盛〜釜石間で平常通り運行しています』 の文字が、とても誇らしげに、大きく見える。
それぞれの区間で 「平常通り運行」 されているのが 「当たり前」 になったのだ。こんな日が来るなんて、あの時は想像できなかったんだもんね。


宮古のおばあちゃんがそうしていたように、頭に巻きながらコレを書いている。田舎の風景が、次々と頭に浮かんでくる。
あー、いづ三陸鉄道さ乗れっぺなぁ。