その道のプロ


会社からいちばん近いコンビニには、ドラマ 『相棒』 の角田 (カクタ) 課長にそっくりな店員さんがいる。マグカップを片手に 「暇か?」 と言いながら特命係のコーヒーをもらいに来る、あの人だ。もちろん、私たちの間では 「課長」 と呼ばれている。
活用例) 今朝のレジ、課長だったよー。


その課長は、お客さんのオーダーや決済方法の記憶力が優れていて、いつも感心する。
参考例1) ケータイを取り出した時点で 「Edyですね」 と言ってくれる。
参考例2) レジ前に立っただけで 「おしぼり入れますね」 と言ってくれる。


たばこを買う人だと、銘柄も個数も覚えているようで、商店街のたばこ屋さんみたいだ。朝のレジ待ちは長い行列ができるので、こちらの顔なんか見ていないだろうと思っていたが、課長は違う。慇懃無礼な店長より、よっぽど温かくて親切だ。


朝、課長のレジに当たると、気持ちよく出勤できるんだよねぇ。こちらの課長は、全然ヒマじゃなさそうだぞ。