落語立川流創立30周年 特別公演 談志まつり 2014 〜よみうりホール〜

立川流は弟子と、それに続くと判断した連中に任せた。
もう家元の時代ではない。
時代というものは、こういう“凄まじい”ものなのだ。  立川談志


談志の命日から3日間、全5回公演の立川流落語会。今日、千秋楽の夜公演へ参加。
 1回 「談志が帰ってくる夜」 〜家元を笑わせろ〜
 2回 「人生成り行き」 〜勝手に生きるべし〜
 3回 「伝統を現代に」 〜江戸の風とイリュージョン〜
 4回 「立川流誕生秘話」 〜30年目の真実〜
 5回 「談志の遺言」 〜俺を超えて行け〜
どの回も、立川流の幅の広さを感じる顔ぶれ。時間に余裕があれば、全部に参加したかったもの。



本日の演目。
一、はじめてのお弔い  立川志の八
一、大安売り  立川らく里
一、反対俥−談志追善バージョン−  立川キウイ
一、がまの油  立川談笑

   〜お仲入り〜

一、トーク  山藤章二吉川潮高田文夫ミッキーカーチス、司会談笑
一、夢金  立川ぜん馬
一、スタンダップコメディ  松元ヒロ
一、新・八五郎出世  立川志の輔


前座の頃から聴いている方、しょっちゅう聴いている方、すごく久しぶりに聴く方、大好きな方、とにかくなかなか一度に観られない顔ぶれ。今日の最後が談志だったら、と思わずにはいられない。美しい談志の手の動き。まだまだ見たかったなぁ。
そういえば、最後に談志を聴いて、帰りに握手していただいたのも、この会場だった。来年もまた、たくさんの弟子たちを観に来よう。