悪いコトの後には・・・


Suica定期券を無くしてガッカリしていた昨日の夜、田舎の岩手は宮古の叔母ちゃんから荷物が届いた。
あー、そういえば秋にお泊りしたときに、冬になったらまた、野菜を送ってくれるって言ってたもんね。わーい、わーい!
たくさんの野菜、ありがとう!ひとつひとつ、丁寧に新聞 (岩手日報) に包んでくれたのね。嬉しい!
叔母ちゃんちにお泊りしたあの日から毎日、野菜ジュースを作って飲んでるよ。今日もらった野菜も、お料理だけじゃなくて野菜ジュースにも使わせてもらうね


野菜だけじゃなくて、他にもいろいろ入れてくれたのね。
切りごみ (塩辛) 、手作りの干し柿 (コレ、めっちゃ美味!) 、塩わかめ、そして 「すっとぎ」 。
すっとぎは、旧暦12月12日に山の神様にお供えする、青大豆や米粉を使った田舎菓子。叔母ちゃんの実家は宮古のお隣、山田町の農家なので、毎年おすそわけしてくれる。年末年始の帰省に合わせて実家に送ってくれることが多いんだけど、今年は東京まで送ってくれたんだね。私の大好物だって、知ってるもんね、叔母ちゃん。


あー、この食感、この豆マメしい味。これは他のものに例えることができないね。 「すっとぎ」 の食感で、 「すっとぎ」 の味。そうしか言えないもんねぇ。
青豆は、とてもデリケート。色が悪くならないよう、ラップの次に新聞紙で包んで光を当てないようにし、冷蔵庫や冷凍庫で保存する。山の神様にお供えするのもそうだが、寒い時期でないと作らないのはそのデリケートさ故なんだろうね。


素朴だが、食べると幸せな気持ちでいっぱいになる、魔法のお菓子だよね。叔母ちゃん、ありがとう!